ＹＨでの朝食は７時３０分からということだったので、７時過ぎに起きました。で７時３０分過ぎに下へ降りていったのですが、朝食の準備はまだ整っていませんでした。結局食べることができたのは、７時５０分頃からです。ところでこの時間はまだ外は真っ暗で、朝というよりは夜明け前という感じです。スキー場への送迎車は８時３０分過ぎに来ました。同室の人と一緒です。途中で別の宿にも寄ってからカテドラル山のスキー場まで行きました。ただその道中もまだ夜明け前という感じです。明るくなったのはスキー場についてからでした。
さてスキー、日本国内ではシーズン中に２〜３回程度は滑っています。海外でもカナダのウィスラーなどで滑りたいなと思いつつも、また行ったことがありません。今回南米での海外スキーデビュー　どんなことになることやらという感じです。
まずはスキーパンツをレンタルします。これは２０アルゼンチンペソでした。そしてスキーのレンタルです。この時に参ったのが、ショートスキーがないのです。私は日本ではもうずっと長いスキー板をはいて滑ったことがありません。９０ｃｍのショートスキーで滑っています。ここにはないということで、一番短い１４３ｃｍの板を借りました。久々のストック付きです。
リフト券を買います。１日券で１６０アルゼンチンペソ　結構高い感じです。
ところでこのスキー場　ベースには雪があまりありません。滑るためには、リフトで山頂の方まであがらないとという感じです。またベース近くは林間コースというか下山コースという感じのレイアウトでした。ただいきなり山頂まであがるのはちょっと不安があったので、ベースにあった初心者向けの練習場といった場所でちょっとだけ練習してみました。
やはり今ひとつ曲がり方が鈍い感じです。ちょっと不安はありましたが、リフトに乗ってあがることにしました。ここのリフトは６人乗りです。日本ではあまり見かけないのかなと思います。
ベースにはあまり雪がなかったのですが、上にあがると光景が一変します。辺り一面の銀世界です。しかも雪質はパウダースノーです。ただ風があるので、雪がとばされている感じです。そして眼下には湖と雲が広がっています。雲の上のスキー場といった感じです。

さて肝心のスキーですが、さんざんな感じでした。やはり長い板ということもあるのでしょうか？いつもの感じで滑ることができないのです。なので日本だと３時間休憩なしの滑りまくりということをやるのですが、休憩だらけのへたれスキーヤーになってしまいました。
結局滑るのは比較的短時間で切り上げました。でベースに戻るのですが、あがるときにリフトから見た下山コースが林間コースでコース幅が結構狭く、また日陰でアイスバーンになっている感じだったので、リフトで下ることにしました。通常はリフトで下るということは不可かと思いますが、このスキー場ではベースからのリフトの下り乗車はＯＫなのです。ただ下りの場合には、スキー板ははずして、リフト脇にスキー板を差し込む形になります。リフトの下り乗車というのもスリルがあります。ちょっと怖い感じです。

ベースに降りたのは１４時３０分頃でした。そうするとリフト券を譲ってほしいという感じの声が何人からかかかりましたが、断ってレンタルの返却などをしました。昼食は少し遅い時間に採りました。ベースにあるレストランでハンバーガーです。ここのものも結構ボリュームがありました。

その後は帰りの送迎車の出発時間までうろうろします。スキー場近くにもホテルなどがありました。またレンタルスキーのお店、スキー道具などを売っているお店もあります。ただ規模はそれほど大きくない感じです。なのでここでスキーを楽しむ場合には、バリローチェに宿泊をして、送迎でこのスキー場まで来た方がアフタースキーを楽しむことができるのかなと思いました。またこのスキー場はＬＡＮ航空がスポンサーになっているのか、キッズコーナーにはこんなものもありました。
その帰りの送迎車ですが、時間になっても見あたらず、ＹＨで同室の人が車を探しにいったりと出発までに時間がかかりました。結局送迎車は往きとは車種が異なり、乗っている人の顔ぶれも異なっていたのですが・・・。

この日の夕食はＹＨでＢＢＱです。このＹＨは毎週金曜日にＢＢＱをやっているみたいです。飲み物別で３５アルゼンチンペソでした。
そして飲み物は持ち込みＯＫとのことだったので、スーパーでアルゼンチン・メンドーサ産のロゼワインとソフトドリンクをスーパーで買ってきました。
これも開始時間が２１時３０分のはずが２２時過ぎに始まったのはラテン時間といったところでしょうか？
ソーセージ、お肉、サラダ、パンでおいしいお肉でした。テーブルで一緒になった人と話したりしましたが、アルゼンチン国内から来ている人が多い感じでした。