世界一周航空券を利用しての旅行ではありませんが、２００９年４月９日〜３日間　初めての韓国　ソウルに行ってきました。
いつもなら目的は観光なのですが、今回のメインの目的はワンワールドの世界一周航空券の発券をＪＡＬソウル支店でしてもらうのが最大の目的で、観光は２番目の目的です。 ただ発券だけなら１泊２日でも大丈夫だったのですが、２泊３日で行ってきました。
さて今回のソウル旅行　最初はパッケージツアーも考えました。ただパッケージだと１人部屋の追加料金が結構するのと、羽田朝発、金浦夜発が一番高くなります。 なのでマイレージの特典航空券を手配しました。これは利用区間で引き落としされるマイル数は決まっているのですが、利用便によっての差はないので、その点はいいのかなと思っています。

そしてホテル　今回もネットで検索して予約をしました。
ただとにかく費用を抑えたかったので、安いホテルにしたのですが、場所が中心部から結構離れた場所になってしまいました。
金浦空港から地下鉄１本で行くことができる場所なのですが、その間の駅の数が４０駅くらいあるのです。東京の感覚だと地下鉄の一つの路線で駅数が４０〜５０もあること自体が驚きなのですが、ソウルの地下鉄はどこも路線が長く、駅数も多い感じです。
さて今回は国際線利用で初めて羽田からの出発です。到着は去年秋の香港の帰りに利用しています。ただ便利は便利なのですが、国際線というと、成田という感じがあるので、何か変な感じがします。

まず朝早かったので羽田で朝食です。今回は第２ターミナルのエクセルシオールカフェを利用しました。もともとエクセルシオールカフェ自体私のお気に入りなのですが、久々に朝食を利用したらメニューが変わっていたのにはびっくりでした。 またここはパソコンがおいてあり、ネットが無料で利用できるので、ｍｉｘｉに書き込みをしたりしました。

国際線ターミナル　小さいです。もっともその分チェックインも出国審査もあまり手間取りはしないのですが・・・。 ２Ｆが待合場所になっています。免税店や売店などもありますが、時間をつぶすのには物足りない感じかなと思います。
さて今回利用したソウル金浦空港行のＪＬ８８３１便の機内は満席でした。 私はいつも通り通路側に座っていたのですが、隣は母娘という感じの２人連れでした。どうもお買い物などが目的といった感じです。
さてＪＡＬのソウル線　機内食が食楽空弁になっています。しかも１０日ごとに内容が変わります。食楽空弁とは食の情報誌”食楽”とＪＡＬのコラボレーションでの空弁とのことです。往きは”カツむすと天むす御膳”でした。実はカツむす自体も初めて食べたのですが、味は良かったのですが、食べるのが大変といった感じでした。 さらに通常の国際線のフライトですと、最初にドリンクサービスがあり、その後機内食なのですが、ソウル線はフライト時間が短いこともあってか、まとめてのサービスです。私はいつもの”スカイタイム”と”冷たいお茶”をダブルで頼みました。
それにしても、国内線で２時間３０分程度かかる羽田ー沖縄線でもドリンクのサービスしかないのに、２時間ちょっとの日本−ソウル線では機内食のサービスもあるというのには、何社も飛んでいるという競争原理を感じる気がします。

また機内では音楽を聴いていました。邦楽のちょっと懐かしい音楽のチャンネルです。浪漫飛行（米米ｃｌｕｂ）、砂の城（斉藤由貴）、などが流れていました。 また映画を観ることもできるのですが、そもそもフライト時間が２時間程度なので、観終わらないのかなとも思い、観ませんでした。

そうしているうちに、あっという間にソウル金浦空港に着陸という感じです。ここでも入国審査、税関審査もスムーズでした。
到着ロビーに出てまずすること、香港でもそうなのですが、銀行の窓口で両替をすることではなく、グローバルＡＴＭを探します。そこでクレジットカードのキャッシングで韓国ウォンを引き出すのです。
短期間の旅行の場合には、いつもキャッシングを利用しています。ただしキャッシング＝借金なので、帰国してから早めに返済をしないと、金利が怖いことになるので、その点には注意が必要になります。ただ為替レート的には、現金の両替よりもレートがだいたいはいいように思います。ところで、このＡＴＭでびっくりしたのが、言語選択に韓国語、英語以外に日本語があったのです。もちろん日本語を選択してウォンを引き出しました。

韓国ウォンを準備したら、ホテルに向けて出発です。案内表示に従って地下鉄の駅を目指します。連絡通路を３分程度歩いて駅に到着です。
駅では切符ではなくまず交通カードというカードを窓口で購入します。 これはＪＲ東日本のＳｕｉｃａなどと同様のものです。これで地下鉄に乗ると１００ウォンの割引があります。 ただ窓口で購入するときに、”チャージ？”と聞かれて戸惑ったのですが、Ｓｕｉｃａみたいに、あらかじめいくらかをカードにチャージをしておらず、カード代＋希望金額をチャージするという方式でした。

さて地下鉄に乗車です。 今回利用するのは５号線なのですが、この路線　金浦空港側から見ると末端がＹの字の路線になっています。そして私が宿泊するホテルは、そのＹの字に片側に位置しているので、行く電車が２本に１本の割合になります。
１０分程度待って乗車しました。
あとはただ乗車しているだけです。先ほども書きましたが、駅数が多いこともあり、到着までは１時間１０分程度かかりました。

さてホテルの最寄り駅で下車してから予約していたホテルに向かいます。実はホテルの場所を探すのに今回は手間取りました。
というのも予約したサイトにはホテルの地図がなく、韓国観光公社の東京事務所でもらった韓国のガイドブックに載っていた地図を頼りに向かったのですが、この地図に載っていた駅の位置が本来の位置よりも北側にずれていたのです。その為駅周辺を２〜３０分程度うろうろしてやっとホテルを見つけることができました。 ちょうど私がホテルに着いたときに、タクシーが１台到着したのですが、ＨＩＳのツアーでのお客さんがガイドと一緒に降りてきました。
チェックイン自体は簡単でしたが、部屋に入ってびっくりでした。
というのも、事前にネットの書き込みでそのホテルは元ラブホテルとの情報があったのですが、やはりそんな感じだったのです。というのも、窓には内窓があり、それを閉めると真っ暗になるのです。ただよかったのは、バスタブが大きく、シャワーブースもあったのです。予約した料金が料金だったので、これはいい方に転んだのかなと思います。

さて荷ほどきをしてから、ＪＡＬソウル支店に向かいます。ホテルから地下鉄に乗って中心部に戻ります。
途中で路線を乗り換えて、ＪＡＬのソウル支店が入っているプレジデントホテルに向かいます。 ホテルに行くと看板は出ていたのですが、入り口がわかりません。ホテルのドアマンに聞くと、ホテル内の３Ｆにあるということで、ホテルのエレベーターで上がって行きました。

発券の窓口に行き、用件と名前を言うと、「お待ちしていました」と言われました。
ただ発券、精算でちょっと時間がかかりました。というのも空港税などの関係でカード決済が２回に分かれるとのことだったのです。
係の人が必死に電卓をたたいて、カード決済を２回に分けていました。ただＪＡＬカードの場合どういう訳か、ＣＡＴなどのクレジットカード処理用の機械を使用せずに、ＪＡＬの端末にカード番号を手入力していました。
精算をすませ、Ｅチケットの控えなどを受け取ったのですが、全部で１５フライト利用するので、Ｅチケットの控えが４枚にまたがっていて、それなりの厚さという感じです。
でもこれが、Ｅチケットにしないで、以前のような航空券だと１区間１枚なので、それと比較すると厚さはないのですが・・・。ただＥチケットだと万が一紛失した場合などの再発行が容易なはずなので、その点は便利なのかなと思っています。
ところでカウンターの人に聞いたのですが、やはりワンワールドの世界一周航空券のソウルでの発券はかなり多く、例年の１０倍程度あるそうです。また私が行った週がワンワールド１０周年記念での１０％割引が適用される最後の週だったので、発券もピークとのことでした。

さてその後はちょっと小腹が空いたのもあったので、ＪＡＬの入っているホテルから道路を挟んで向かいにあったダンキンドーナツに入りました。
ソウルで気が付いたのは、ドーナツチェーンで以前日本にもあって撤退したダンキンドーナツがあちらこちらにあるのです。ミスタードーナツなども見かけたのですが、それほどお店は多くない感じでした。 またハンバーガーチェーンはロッテの本社があるということもあってか、ロッテリアが一番多く、マクドナルド、バーガーキングなどがパラパラという感じでした。さらにコーヒーチェーン店はスターバックスが多く、日本には未進出の”Ｔｈｅ　Ｃｏｆｆｅｅ　Ｂｅａｎｓ＆Ｔｅａ　Ｌｅａｆ”というお店もかなり見かけました。

そんなダンキンドーナツで少し休憩をして、地下鉄１号線に乗って移動です。 ソウルの地下鉄　この１号線だけが左側通行での運行のようです。
また車体幅は乗ったどの路線も線路の幅が日本の在来線などよりも広いこともあってか日本よりも広い感じです。
またこの１号線に乗ってびっくりしたのが、ソウル駅を出発すると地上に出るのですが、その間で架線の電圧が変わるらしく、デッドセクション（電圧が変わる関係で架線に電流を流さない無電区間）を通過します。その為車内が非常灯以外が消え、エアコンも停止するのです。 さらにそのデッドセクションを通過する際にポイントの通過などもあるのです。
これも日本の感覚ですが、地下鉄でデッドセクションがあるということも驚きでした。さらに確か日本の場合だと、デッドセクション内での停止することがないように、ポイントや勾配に配慮をしているように思ったので、それほど駅間距離がない区間で、さらに速度も出すことなくデットセクションを通過することが意外に思いました。

そして向かった先は、龍山駅です。
ここに行ったのは大型ショッピングモール”Ｉ’Ｐａｒｋ　Ｍａｌｌ”があるのです。ここには電子製品売り場が並んでいるとのことでしたので、行ってみました。
というのもデジカメのバッテリーとメモリーカードが安かったら買おうかなと思ったのです。
まずこの駅　地下鉄と国鉄の乗換駅ということもあり、駅自体が大きく、さらにショッピングモールも電器からファッションから一通りある巨大なショッピングモールでした。 ただここの電器屋というのが、日本のビックカメラなどのような家電量販店が入っているのではなく、いくつかのフロアに沢山の電気屋さんがショーケースを並べているという感じでした。

またショーケースの中にデジカメなどは並んでいるのですが、値札はありませんでした。そしてどのお店でもすぐに声をかけてくるので、じっくりと見ることができない感じです。 そしてあるお店に料金を聞いたら、逆に”いくらがいい”と聞いてきたので、値段交渉をしたのですが、それほど安くない感じがしたので、結局買わずに終わりました。
そしてこのモール内でもカフェでちょっと休憩をしたのですが、このカフェが電車好きにはいい場所にありました。というのもカフェの窓から駅に出入りする電車がよく見える場所にあったのです。なのでしばらく電車を眺めながら休憩していました。

１日目の夕食ですが、Ｉ’Ｐａｒｋ　Ｍａｌｌ内で食べることにしました。
せっかくの韓国ですので、焼肉などという選択肢もあるのですが、そのショッピングモール内のレストランフロアを歩いていて気になったのが、オムライスのお店なのです。韓国でオムライスというのも？という感じもありますが、何故かそのモール内にも何店かオムライスのお店があり、また私がオムライスが好きなので、入ってみることにしました。注文したのはホワイトソースのオムライスです。オムライスにもスープとキムチなどがついてきました。といっても私は辛い物が苦手なので、キムチは食べなかったのですが・・・。
そしてオムライス　食べてみてちょっと不思議だったのが、ご飯がケチャップライスやチキンライスではなく、炒飯だったのです。これはちょっと意表をつかれた感じでしたが、でも美味しかったです。

まだホテルには戻りません。というのは、韓国に行く前日に書店でＣＲＥＡが目についたので購入していました。というのもソウルが特集だったのです。 その中に載っていたあるカフェが気になったのです。
でも最寄り駅に着いたら、何故か疲れが出て、行く気が失せてしまいました。 なので駅近くのカフェでアイスカフェラテとティラミスを注文して、少し休憩してからホテルに戻りました。 このカフェですが、ティラミスは陶器製のプレートに乗って出てきたのには、ちょっと洒落ているなと思いました。