さて世界一周航空券の始まりはソウル。航空券をソウル発券にしたために、ソウルから旅行は始まります。ソウル（仁川）ー成田間が２回目のビジネスクラスの利用になります。とはいっても１回目はエコノミーからのアップグレードだったのですが・・・。
さて明洞近くのホテルをチェックアウトし地下鉄を２路線乗り継ぎ、まず金浦空港駅に向かいます。その時に気がついたのですが、４号線の新型電車には、車内アナウンスが日本語もありました。ただアナウンスでびっくりというか不思議に思ったのが、漢字で書くと東大門運動場という駅があるのですが、”うんどうじょう”と言っているのです。というのは、日本の駅名の場合、○○橋の場合　ローマ字表記が○○ｂａｓｈｉで発音もそのまま、英語の○○ｂｒｉｄｇｅと表示することはないかと思います。なので、不思議な感じがしたのです。さらにソウルの地下鉄　熱感知器！？みたいなものが付いています。これは多分日本の地下鉄にはないのかなという気がします。
また車内で気づいたことが他にもあります。まず携帯電話　日本の場合には車内での通話はご遠慮くださいとアナウンスが流れますが、韓国では地下鉄の中でも携帯が通じ、どこででも話している感じです。これは香港もそうだったのですが・・・。なので韓国では携帯の電波が届かない場所というのがあるのかなという気がします。あとは車内でクレジットカードらしきものを手に持って乗車している人がいたのです。これはどうもクレジットカードでも地下鉄に乗車できるらしいので、多分その為なのかなという気がしています。
途中で５号線に乗り換えます。さらに金浦空港ー仁川空港間を結んでいる空港鉄道の利用です。これはあまり利用者がいない感じで車内はガラガラでした。ただこの鉄道は地下鉄と違いほとんどの区間が外を走ります。なので地下鉄ほどの退屈さはありませんでした。そして車窓の風景は郊外といった感じです。さらに仁川空港に行く途中で長い橋を渡るのですが、外を眺めることができるのも新鮮な感じでした。外は干潮時だったのか、海というよりは、干潟という感じでした。

ところでこの鉄道　車内アナウンスが韓国語、多分北京語、英語、日本語でもありました。さらにドアの上に電光表示が出るのですが、ここにも日本語がありました。地下鉄では日本語はアナウンスだけだったので、これにはちょっとびっくりでした。
さてソウル２回目で、前回は往復共に金浦空港利用でしたので、仁川空港は初めての利用です。ここの空港の第一印象はとにかく広いということです。アジアのハブ空港を目指しているだけのことはあるのかなと思います。鉄道を降りてから、空港まではエスカレーターで結ばれていて、それほど時間はかかりません。まずはＪＡＬのカウンターでチェックインをし、ラウンジの案内をもらいました。その後空港内を探検です。空港のターミナルはは扇形のような感じで広がっているのですが、到着フロアの出口もＡ〜Ｆまで分かれていて、出発フロアのチェックインカンターもＡ〜Ｍまであり、出国審査の入り口もいくつかに分かれています。到着フロアものぞいてみたのですが、案内所もあり、空港近隣のホテルのパンフレットやトランジットツアーの案内もありました。また空港での出発案内も韓国語、北京語！？、英語、日本語でした。ところでＦｉｎａｌ　Ｃａｌｌが締切予定と表示されるのには、日本でもファイナルコールと表示されるだけに、ちょっと笑ってしまいました。

さて手荷物検査を受け、金属探知機をくぐります。前回の金浦空港でのそうだったのですが、羽田では鳴らなかったのに、金浦空港、仁川空港共に鳴りました。もちろん時計などは全てはずした状態にもかかわらずです。多分感度を上げているのかと思いますが、ベルトの金属に反応している感じでした。なので係員に再度チェックを受けます。出国審査後には免税店がこれでもかという位並んでいて、購買意欲をそそる感じです。また免税品の受け取りカウンターもあるのですが、かなりの混雑でした。私は免税店はここでも冷やかすだけという感じです。そしてシャトルに乗って、サテライトに向かいます。空港に到着したのは１１：２０頃だったのですが、出発フロア、到着フロアを歩き回り、免税店も冷やかしていたので、サテライトに到着したのは１３：００頃になっていました。そしていつもならあまり早くには搭乗口には行かないのですが、今日は早めに行ってみました。というのも、ビジネスクラスの利用なので、航空会社のラウンジの利用が出来るのです。仁川空港にはＪＡＬのサクララウンジがあります。中にはあまり利用客はいなくて、静かな感じでした。ここはドリンク、軽食などがセルフサービスで利用することが出来ます。私はポカリスエットとサンドイッチを２切れつまんで、のんびりしていました。やはりラウンジだと静かで、搭乗前のひとときをのんびりと過ごすことが出来るのかなと思います。

今回の機材はボーイング７６７−３００です。
ビジネスクラスは２−２−２の座席配列ですが、乗っていたのは私を含めて３人程度で、スーツ姿の人は見かけませんでした。
久々に乗るビジネスクラス。エコノミークラスとはサービス面でもいろいろな違いがあります。まずおしぼり、ＪＡＬの場合エコノミークラスの場合には、ウェットティッシュの少し厚めという感じのおしぼりなのですが、ビジネスクラスはタオルです。またドリンクサービスも紙コップではなく、グラスです。またＣＡさんが搭乗後すぐに新聞の希望を聞きに来るし、挨拶にも来るし、食事中にもお茶のお代わりを持ってくるしと、至れり尽くせりという感じです。乗り慣れないだけに、ちょっと恐縮してしまう感じです。

ただその一方で７６７−３００という機材なので、映画がオンデマンドではなかったりという部分などは、機材の関係とはいえ、ちょっと残念なのかなという気もします。もっとも搭乗時間が２時間程度では、映画などを楽しむ余裕はないのですが・・・。
ちなみに機内食はお弁当ですが、プレミアム空弁と銘打っていて、松花堂弁当といった感じです。みそ汁もふた付の汁椀で出てきます。

さて成田が近づいてきて少し揺れがありました。
そんな中で飛行機は九十九里浜側から成田に近づいていきます。地図上では結構距離があるような気がしますが、その点は飛行機　あっという間という感じです。Ａ滑走路に着陸です。なので第２ターミナルまではちょっとかかります。
ところで今回　飛行機を降りてから、ずんずんと歩いていったのですが、入国審査もすぐ、荷物もビジネスクラスだと優先的に出てくることもあり、すぐに出てきました。税関も問題なく通過し、到着ホールまで２０分程度で出てくることができました。これは今までで一番早い記録かなと思います。
いつもなら空港からはすぐに電車に乗って帰るのですが、今回はすぐには戻りません。いつも成田空港はあわただしく通過するだけという感じなので、空港内を少し探検することにしました。連絡バスに乗って、第一ターミナルに移動します。荷物を預けて、展望デッキ、お店などを冷やかしました。ここにはＴＳＵＴＡＹＡがあるのですが、ここのお店はガイドブックなどが充実している感じでした。なんだかんだで２時間位第一ターミナル内をウロウロして京成を利用して帰りました。