この日はオープントップのバスを利用して観光しました。またパリの観光案内所に行って、２階建てのオープントップバスとバトバスというセーヌ川で運行している水上バスの３日間乗り放題のチケットを買いました。
パリのジェイアイデスクに行ってみることにしました。というのは今回入った海外旅行傷害保険がジェイアイ傷害保険で、これはＪＴＢ系列の損害保険会社ということもあり、各地のジェイアイデスクで案内などを受けることができます。ここでフランス国鉄のチケットの手配ができないかなと思い、立ち寄ることにしました。パリの場合には、観光ツアーなどを設定しているマイバス社の事務所に併設でした。ここは観光案内所の近くにあります。
結果的には、ここでは手配はできないとのことだったのですが、駅以外にも街中にあるＳＮＣＦ（フランス国鉄）のブティック（サテライトショップみたいです）でも購入できるということで、近くにはプランタンの裏辺りにあるという情報を得ることができたので、これは収穫でした。というのも駅の窓口はいつもかなり混んでいるという情報があったからです。そこでオペラ座の脇を通って向かったのですが、何かあったらしく、パトカーなどがたくさんきて、一部道路が通行止めになっていました。

それでも少し回り道をして、ブティックを見つけることができました。
ここではモンサンミッシェルに行くためのパリーレンヌ間の往復のＴＧＶ、パリーローマ間の夜行列車のチケットを購入しました。ただＴＧＶはレンヌーモンサンミッシェル間のバスとの接続がいい列車はユーレイルパス用の割引料金で取ることが出来ずに、往復ともにレンヌで約１時間の待ち時間が発生する形になりました。またパリーローマ間の夜行列車もクシェットという日本のＢ寝台に相当するものは空きがなく、２人用の個室になりました。ただし同姓との相部屋です。
ところでここのカウンターにはメモ用紙が積んでありました。なので、私は日付と区間をメモに書いて係員に渡します。その中で日付の表記に注意が必要です。というのもフランスの場合には、日／月／年の順番で表記するのです。なので２８／０５／０９で２００９年０５月２８日という意味になります。

１周してオペラ座の前でバスを降りて、とりあえず昼食です。
この日の昼食はサッポロラーメンというお店で取りました。でもカツ丼です（爆）かつの切り方が細かい感じはありましたが、みそ汁も付き、味の方はなかなかでした。

さて再度オープントップのバスに乗って、今度はノートルダム寺院まで行きました。
中に入ると天井がかなり高く、広い造りです。ここで気になったのはステンドグラスです。いろいろなステンドグラスの写真を撮りながら見学したので、やはりここでも結構な時間がかかりました。

今度は凱旋門へと向かいます。凱旋門前の通りといえば、シャンゼリゼ大通り、シャンゼリゼといえば♪オーシャンゼリゼ♪と歌いたくなる感じです。
シャンゼリゼ大通りはいろいろなお店があって、にぎやかな感じがします。
さて凱旋門の下では、警察の音楽隊といった感じの人が集まって何かの儀式をしていました。しばらく見てから凱旋門を登ります。ここはエレベーターはなく、階段です。これが螺旋階段なので、目が回りそうになります。そんな階段を上がって凱旋門の上からの眺めは気温が高いせいか、ちょっと遠くが霞んでいる感じもありましたが、なかなかの眺めです。エッフェル塔やサン・クレール寺院も見ることができます。
さらにこの凱旋門の周り自体もロータリーになっています。四方八方から集まってきた車がロータリーを通って四方八方に分散していく。これも日本にはない光景だなと思いました。

ところで昨日のヴェルサイユ宮殿自体も天気が良く、日差しは強かったのですがあまり日に焼けることはありませんでした。それでちょっと油断してこの日も日焼け止めなどの対策を特にしなかったのですが、この日は物の見事に日焼けをして、肌がちょっとひりひりする位でした。