毎日のように書いていますが、シチリア島の日差しは今日も強かったです。
ここカターニアのホステル　外が深夜まで騒々しくまた同室のグループが深夜に部屋で戻ってくることなどもあってか、どうも眠りが浅かった感じです。夜中に何回か目を覚ましました。
さらに同室にカップルがいてもちろんベッドは別々なのですが、朝食から戻ってくると一つのベッドにいたのには、目が点になりました。しかも私の上のベッドなのですが・・・。他にも女性が数人いて一緒の部屋というのにも、ちょっとびっくりでした。
さてホステルを９時に迎えが来て、エトナ山のツアーに出発です。途中でも数組のお客をピックアップし、合計８人＋ドライバー兼ガイドになりました。このエトナ山　今でも活発に活動している活火山で、過去にはカターニアの街まで溶岩流が到達したこともあるそうです。
車はカターニアの街を出てエトナ山への道を上っていきます。途中では黒くなっている溶岩が家のすぐ近くまで来ている場所とか、火山ならではの光景の中を車は進んでいきます。

ところで、この中腹を歩いている途中にガイドから日本での「ａｃｔｉｖｅ　ｖｏｌｃａｎｏ」はどれくらいあるのかと聞かれ一瞬頭の中が？になってしまいました。ａｃｔｉｖｅ　ｖｏｌｃａｎｏの言葉自体に反応が遅れたのと、日本での活動的な火山といえば、北方領土をのぞくと北は雌阿寒岳や十勝岳から南は桜島　さらに２００９年７月の皆既日食で有名になったトカラ列島まで数多くあるということを、後になると思い出せるのですがその場ではすぐには出てこなかったのです。結局、桜島などを挙げるにとどまりました。
その後ちょっと軽食付の休憩をしてから、下ります。途中で洞窟の見学があります。ここではヘルメットとライトを車から取り出し、１人ずつに貸してもらえます。さて洞窟　足場も悪く、頭をぶつけそうになるくらい天井が低い場所もある位の洞窟です。洞窟に入ると空気が冷えています。外の暑さが嘘みたいな冷たさです。息が白くなりました。これも火山活動で出来たものですが、その中にも虫がいたりして、自然のすごさというか神秘さを感じました。

モーニングツアーとはいっても時間は９：００〜１４：００になっています。実際にはホステルに戻ってきたのは１５：００頃になりました。
そしてちょっと昼寝をし、夕方になってから街歩きをしました。近くの通りから遠くに見えていた門が気になったのです。
門自体はそんなに高さがあるものではなかったのですが、他にも教会などいろいろな建物を見ることができたのが、収穫だったように思います。

そしてこの日も同室のグループが部屋に戻ってきたのは、深夜１：３０頃でした。

ところでこのホステルではポーランド人のカップルとも同室になりました。このカップルとはちょっと話しをしたのですが、エオリエ諸島のリパリ島に行き、ここカターニアに来て、カターニアからは夜行でナポリに移動、その後ヴェネチアなどを回る予定とのことでした。このカップルは私がエトナ山周遊鉄道に乗った日に、エトナ山に行き、ロープウェイに乗って山頂まで行ったそうです。その時に写真を少しみせてもらいましたが、山頂には雪があり雪の上に立った写真などもありました。
さらに洗面所で中国人の人と少し話しをしました。その人は南京の人だったのです。なんで多分話しが来るなと思いましたが、案の定来ました。南京大虐殺のことを言ってきました。ただ私がそのことを議論できるほどの英語力はないので、いろいろと話すことはなかったのですが・・・。