６月１５日

９０日間　世界一周

６月１５日　天気　晴れ　サリナ・リパリ島ツアー　１２，５７０＋α歩

今朝はちょっと早起きをして、朝のヴィラ前の海を撮ってみました。もっとも日の出はちょうど島影に隠れてしまう感じで撮ることが出来なかったのですが・・・。

↑早朝の海

その後再度ベッドに潜り込み、起きたのは８時頃です。朝食を済ませると港でツアーの申込みです。
一昨日行ったストロンボリ島のツアーと同じ会社で、今度はＳａｌｉｎａ（サリナ島）とリパリ島のツアーを申込みしました。
いつも声をかけていた人と別の人が対応し、料金が２５ユーロと言われたので、再確認するとあっさりと２０ユーロになりました。差額の５ユーロは謎です。
その後スーパーに買い物に行きました。実は昨日買い物をしようと思っていたのですが、日曜日のスーパーの営業が短いことを忘れていて、行った時にはお店は閉まっていたのです。今日の水や朝食用のパンなどを買いました。
一度ヴィラに戻ってから水着に着替えて再度　港に行きます。ここの港　待合所がなく、高速船に乗るにしても、ツアーの船に乗るにしても、簡単な日よけの下のいすに座っているしかありません。日差しの強いこの時期にはちょっとつらい時間です。また昨日の朝に宿のおばさんに３泊に＋１泊して４泊でと依頼したのをさらにもう１泊追加して５泊に変更しました。全く問題はありませんでした。さて今日の船は漁船程度の大きさの船でした。最初一昨日ストロンボリ島に行ったような少し大きめの船を想像していたので、この小ささにちょっとびっくりでした。船には島のもう一つの港から乗ってきた人もいるようで、全部で十数人といった感じになりました。私は船の舳先の方に座りました。

↑舳先に黄色いはしごがついているのが今回の船　サリナ島停泊時に撮影

港を出航した船は島の東側カンネットの沖を通り、リパリ島の北東を目指します。ここは昨日も行った絵はがきにもなっているきれいな水の海があります。
そこに船を停めると、最初のスイミングタイムです。ここの水も絵の具を溶かしたようというか、まるでプールの水のように透き通っています。でもれっきとした！？海水です。そこに１０分程度停泊していたでしょうか？

↑リパリ島　周辺

今度は島の北側アクアカルダの沖合を通り、サリナ島へと向かいます。サリナ島でもすぐには港には行かずに、島の東側に沿って北上していきます。集落などの様子も見ることができ、また断崖絶壁も見ることができます。
島の北側の入り江に船を停めて、２回目のスイミングタイムです。最初の場所では、水中マスクを付けずに泳いだのですが、ここではマスクを付けました。そうすると水底までよく見え、ここの透明度も抜群という感じです。またここは島からも崖に設けられた通路で降りてくることができるようで、通路を上がっているひとを見ることができました。

↑サリナ島

↑船上よりサリナ島

船は今度はサリナ島の西側を南下していきます。途中でちょとした洞窟をくぐり抜けたりします。狭い場所を通り抜けるので、ちょっとしたスリルです。

↑狭い場所を通り抜け

その後サリナ島の南西側でも停まり少し泳ぎます。

↑透き通った水の海

↑船上よりサリナ島

今度はサリナ島の南東側の港に向かいます。そこに向かう途中のサリナ島の南西側の海面ですが、まるで湖面のように静かな海でした。うねりがほとんどないのです。なので船も揺れることなく進んで行きます。

↑静かな海面

港に着くと、ここで昼食＋自由時間（約２時間）です。
さて昼食をどうしようかなと思い、港近くのお店のメニューを見ます。ちょっとピンと来ないなと思っていたら、あるリストランテのテーブルに座っていたご婦人２人連れに手招きをされました。このお二人も船の舳先に座っていた人です。お二人はミラノから来ているとのことでした。この前のストロンボリ島のツアーといい、１人で参加している日本人ということで、目立っているのでしょうか！？
ご好意に甘え、一緒のテーブルに座らせてもらい、メニューを見ました。ピザと言われてカプレーゼ（トマト・モッツァレラチーズにたしかルッコラの葉・それにオリーブオイルをかけた私の好きなイタリア料理の前菜があったので、カプレーゼのピザとちょっと不思議に思いつつも、注文してみました。で来たのが写真のものです。私が見たことがなかっただけだとは思いますが、ちょっとびっくりでした。ピザというか、カリカリに焼いた薄いトーストの上にカプレーゼが乗っている感じなのです。ボリュームもかなりありました。それに食べるのにも苦労しました。でもトマトは甘くフルーツトマトのような感じでした。結局カプレーゼは全部食べたのですが、下の生地は１／３程度残してしまいました。ちなみに隣のテーブルには、ツアーで一緒だった英語圏のご夫婦が座って、私と同じものを頼んでいたのですが、そのご夫婦をこのボリュームにはびっくりしていました。食後には、ｍａｌｖａｓｉａという飲み物をいただきました。これはこのまま飲むとちょっと強い感じです。リパリ島に戻ってからスーパーで探してみるとありました。ワインなのですが、アルコール度が強く１６度程度ありました。これもエオリエ諸島特産のワインのようです。

↑カプレーゼのピザ

↑強いワイン

↑昼食を食べたレストラン

結局自由時間のほとんどはリストランテで過ごしました。ちなみに今日の昼食はごちそうになってしまいました。またこのご婦人　隣の席の英語圏のご夫婦にもｍａｌｖａｓｉａをごちそうしていて、いいご身分の方というふうに、お見受けしました。

またこのリストランテ近くの路上には、犬が座っていました。かわいかったので何枚か写真に撮ってみました。

↑かわいい犬

↑サリナ島にて

サリナ島を後にして、リパリ島の西側へと向かいます。
そして今度は洞窟の中に船ごと入っていきます。
洞窟の中はちょうど光線の具合がいい時間帯みたいで、青の洞窟状態です。しかも洞窟の中に船を停めてスイミングタイムです。青の洞窟といえば、ナポリ沖にカプリ島にあるものが有名です。私も１２年前に行っていますが、あの場所は入口が狭く中が広くなっています。ここは小型船が入ることができるくらいの大きさの洞窟です。しかも中では船が旋回出来る程度の大きさもあります。それにしても洞窟でのスイミングとは貴重な体験でした。しかも光線の具合で特に青さがたまらない感じなのです。ちなみにこの場所は早い者勝ちのようです。このあと来た観光船は入口脇に停泊し、乗客はそこから洞窟の入口の方まで泳いできていました。

↑洞窟内

洞窟を後にして、さらに船は進みます。
今度はリパリ島の南西側に船と停め、最後のスイミングタイムです。

↑船上よりリパリ島

そして船はリパリ島の港に戻ります。帰りは何故かコルタ港で全員降りました。なのでメインストリートをのんびりと歩き、ヴィラに戻ります。
ヴィラでは水着・タオルなどを洗って干しました。

今回のツアーではどこのスイミングタイムも海の透明度は抜群で青さがたまらない感じでした。また場所によっては、ヨットやモーターボートなども停泊していて、船上でのんびりしたり泳いだりしている人の姿を見ることができました。ツアーだと１箇所での時間が限られてしまうので、こういった船を借りて気に入った場所に停泊して過ごすというのも、素敵なことに思えました。ちなみに島には貸しボート（いわゆる池の手こぎボートとは違います。）などもあるようです。免許の必要性の有無は不明ですが、日本の小型船舶免許などは必要に思えました。

この日の夕食も少し遅めにしました。お店は昨日と一緒です。ピザの量り売りとアランチーニ（ライスコロッケ）です。アランチーニはカターニアで食べて以来、お米を食べることができるのと、結構ボリュームがあるので、１日に１個は食べている感じです。

↑夕食

↑ジェラート店にて

２２時を過ぎても島のメインストリートはにぎわっています。リストランテではテラス席で夕食を食べる人などで活気がありました。さらにこの日はサッカーの試合があったようで、店先にテレビが置かれ、お客が試合を見て盛り上がっていました。