そして夕方 Estacio Santa(バルセロナ・サンツ駅)へマドリッドへのAVE(スペイン版の新幹線)のチケットを買いに行きます。ここは一昨日モンペリエからの列車が到着した駅とは別で、スペイン各地へのAVEなどの列車が発着しています。切符を買うのに銀行みたいに、番号札を引くのですが、私が引いたその時点で150人以上待ち、そして番号札の発行ができなくなり、別に列が出来る これにはあきれるしかありませんでした。
切符自体は問題なく買えたのですが、ここまでにかかった時間が約1時間30分。所要時間が3時間ちょっとの列車で、切符を買うのにその半分の時間がかかるというのは、以前にNHKのプロジェクトXで見た日本の国鉄で指定席券のオンライン予約システム(マルス)が導入される前に、列車の指定券を買うために並んでいる間に空席のまま列車が走ったとの同じくらいの笑い話に思えました。
どうしてこんなにかかるのかなと思ったのですが、フランスもそうですが窓口でお客さんと係員がいろいろ相談をしながら端末を操作するということと、システムがパソコンを使っているので、駅名をキーボードで入力したりマウスでクリックしたりと時間がかかる感じがします。
その点 日本の国鉄が開発したシステムというのは、専用端末を使っていることもあってか、操作性もいいのかなとおもったりします。またFS(イタリア鉄道)は自動券売機でユーレイルパス用の指定券も買えるのですが、フランス、スペインは不可、この点も不便に思いました。
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