この日はサンティアゴからイースター島へ移動です。
さてＹＨ　早朝に出発の人がいたのですが、６時前に部屋を明るくされて荷物整理などをしていたので、目が覚めてしまいました。
でもまた寝て、結局起きたのは９時頃でした。私が起きた時には、同部屋の人はチェックアウトした後でした。
まずは朝食です。食堂に行くと、フロントでチケットをもらってくるようにと言われました。そのチケットをもらい、食堂に戻り係員に渡します。そうするとシリアルとヨーグルトがトレイに乗せられます。あとパンを取り、ティーバックの紅茶を入れて、朝食です。

その後ＹＨにあるパソコンでイースター島の宿を探します。というのもガイドブックに１年中混雑していて、事前に予約していった方がいいとあったのです。また昨日ＹＨで話した日本人の人も、イースター島に行った人の話で宿探しで苦労した話を聞いているとのことだったのです。ただネットでＨＰを見ることはできても、予約はメールでというところばかりでした。
そこで私の英語が通じるのか？だったのですが、電話での宿探しです。まずは料金が安い宿にかけたのですが、まだイースター島では朝８時で９時３０分以降にかけ直してほしいと言われました。ちなみにイースター島とチリ本土では２時間の時差があります。なのでチリ本土時間の１１時３０分以降にかけ直しました。するとそこは満室とのことでしたので別の宿にかけてみました。ここは空きがあったので、予約をお願いしました。自分の名前を伝え、さらにフライト便も伝えました。あとは空港でうまく会うことができるかどうかです。

ＹＨをチェックアウトして、今日も路線バスで空港に向かいます。そしてチェックインをしたのですが、このフライト　イースター島経由タヒチのパペーテ行きです。なのでチェックインカウンターは国際線のカウンターになります。

ただその後がちょっととまどいました。国際線のフライト案内に搭乗ゲートの案内が当然あったので、一度出国審査の方に回ったのですが、気になったのでパスポートを提示した時にボーディングパスの行き先を指すと、国内線扱いになると言われました。なので逆行して国内線に回ります。国内線のセキュリティチェックを通り、国内線の乗り場内をうろうろとします。ラウンジが見あたらないので、ＬＡＮ航空の係員に聞くと、国内線にはラウンジはなく、国際線のみとのことでした。
なので、昼食を国内線乗り場内の、ダンキンドーナツで食べました。韓国でも入ったダンキンドーナツですが、ここにはメニューにサンドイッチ＋ドーナツ＋ドリンクのセットがあったので、それを食べました。そして搭乗口前で、時間までパソコンでブログの原稿を書いていたりしました。

また空港からはアンデス山脈の山々が見えるのですが、雪をかぶっていてきれいでした。
さて同じフライトで国内線と国際線の乗客が同乗しているというのが、珍しいことなのかなと思います。搭乗口が国内線は２０Ｂ，国際線は２０Ａで分かれていて、その間にはドアがあり行き来できなくなっています。ちょうど国際線と国内線の境目の搭乗口を使っています。

搭乗するとウェルカムドリンクとナッツ類を持ってきてくれます。どうもＬＡＮ航空は搭乗後、離陸までの時間が長い感じです。もっともそれだからこそ、ウェルカムドリンクなどがあるのかもしれませんが・・・。
私の隣のシートはフランス人のお年を召した女性でした。タヒチのパペーテまで行くとのことで、パペーテに住んで３年になるとのことでした。それ以前はパリに住んでいたそうです。なのでこれは私の推測ですが、移住されたのかなと思いました。今回は観光で、ブラジルに行ってきたそうです。
また今回のビジネスクラスも満席でした。そして私の前の席には横に４席並んで小学校低学年といった感じの子供連れの家族が乗っていました。家族でのビジネスクラスの利用とは裕福な感じなのかなと思いました。

離陸してしばらくすると機内食です。
今回はビーフを頼みました。そしてドリンクはちょっと疲れている気がしたので、アルコールはやめ、水とアップルジュースです。ビーフはシチューみたいな感じでなかなかおいしかったです。

そしてその後は映画を見ました。といってもタイトルは覚えていないのですが、言語に日本語があるものを選びました。ホワイトハウスのシークレットサービスのものでした。
イースター島までのフライトは約５時間半です。イースター島にはほぼ定刻に到着しました。ここはボーディングブリッジがなく、タラップで降ります。
外に出て思ったのは、冬期とはいっても暖かいなということです。またパペーテまで行く人も１回降りて、トランジットルームに入っていきました。タラップでの飛行機の利用はかなり久々な感じがします。ただタラップを利用すると素朴な空港に来たのだなという感じがします。

荷物をピックアップします。チリの空港ではサンティアゴもそうだったのですが、ターンテーブルの周りを警察犬といった感じの犬が係官と一緒にうろうろしています。また建物内には、宿のカウンターもあり客引きといった感じの人もいました。その中の一つに声をかけられたのですが、予約済と言って外に出て、宿の迎えの人を探します。私が泊まる宿とは別ですが、日本人スタッフらしい人がいる宿もありました。さて宿の迎えの人がなかなか見つかりません。別の宿の人に宿名を言ったら、近くにいた他の人に聞いてくれて、無事に会うことができました。
この日はもう１組到着するお客がいました。もう１組はしばらくして来たのですが、機内で私の前に座っていた家族連れでした。
車で宿に向かいます。その間にメインストリートの説明や、レストランの案内、また途中にモアイが建っている場所があり、その説明などもありました。ここの宿は敷地内にコテージ風の建物がいくつかある感じです。そして私の部屋は連棟式の建物の端でした。チェックインの手続きを朝食場所・時間などの案内をしてもらい終了です。
部屋はダブルベッドとシングルベッドがあります。また冷蔵庫もあり、シャワールーム付です。けっこう広くゆったりしています。

時間は２１時をまわっていたのですが、ミネラルウォーターを買いたかったので、ちょっとメインストリートまで行ってみました。部屋の外に出ると、ちょうど私が乗っていたラン航空が離陸していったところでした。空には星も出ていました。
メインストリートといっても人通りが多くなくにぎやかという訳ではないのですが、それでも飲食店にはお客さんが入っていました。
そして営業していたお店で、ミネラルウォーターと紅茶飲料のペットボトル、ポテトチップを買ったのですが、それで日本円にして１，０００円近くしたのには、びっくりでした。ここイースター島はほとんどが空輸の関係もあってか、物価はかなり高めのようです。
この日はたまっていた洗濯物を手洗いしたりして終わりました。そうしているうちに外ではスコールのような雨が降ってきました。さっきまで星が出ていたというのに、びっくりでした。