90日間 世界一周
7月02日 天気 曇りのち晴れ イースター島村内街歩き 38,287歩

今日はよく歩いた1日でした。
宿で朝食が出ます。パン、ハムとチーズ、果物、あとこれはイースター島の料理かと思いますが、クレープ生地に炒めた野菜を包んだもの、ジュース、ティーバックの紅茶とインスタントコーヒーでした。結構しっかりとした朝食かと思います。
そして昨日一緒に到着した家族連れのお父さんと少し話をしたのですが、すごい人でした。というのが、仕事が金融関係らしいのですが、今までにいろいろなところに住んでいて、今はアルゼンチンのコルドバに住んでいるそうです。それ以前は、オーストラリアのゴールドコースト、フランスのモンペリエ他いろいろな場所に住んでいたようです。モンペリエは私がこの前そこからタルゴに乗ったので、そのことを話しました。ちょっと気になったので、生まれた場所を聞いたのですが、フランス南部のピレネー山脈に近い場所とのことでした。私と同じく4泊して、次はタヒチのパペーテに向かうそうです。そのタヒチでもタヒチ島以外に、モーレア島などを回るそうです。
さてこの日は特にツアーなどは申し込んでいません。イースター島唯一の村 Hanga Roa(ハンガ・ロア村)を歩きます。まずは宿からあまり遠くない場所にある、モアイを見に行きます。アフ・バイ・ウリ、アフ・タハイ、アフ・コリテクという3カ所モアイがある場所です。
この後 島のあちらこちらで見かけるのですが、馬が放牧されています。なのでそこらじゅうに馬の糞があります。なのでもともとあまり歩きやすくはないのですが、それとは別の意味で足元に注意しないとという感じです。
でモアイはとにかく、海辺の草原の中を馬がたくさんいる光景を見ると、以前にテレビで見た南九州の都井岬を思い出しました。
そんなモアイですが、そのうちひとつだけ、イミテーションの眼がはめ込まれたモアイがあります。眼があるとずいぶんと印象が違う感じがします。





↑イースター島での宿と宿の看板



↑宿を出てすぐの場所にある墓地





↑馬



↑海を背にして建つモアイ像



↑イミテーションの眼が入ったモアイ像

さてここで一度宿に戻ります。というのも長袖を着て出たのですが、日が高くなるにつれて、結構暑く感じるようになってきたのです。この時期のイースター島はいちおう冬季なのですが、風は比較的冷たいのですが、日が高くなると結構暑い感じです。
今度は海岸沿いを南西の方向に歩いていきます。それにしても波が高いです。さっきのモアイのある場所もそうですが、波が細かい粒子になって飛んでいる感じがあります。これがもう少しすごくなると東映映画の荒波になるのかなと思います。
ダイビングショップがありました。そうなると気にはなるのですが、そのまま通りすぎます。さらに行くと銀行があります。ある情報では島のATMではMASTERカードしか利用できないとあったのですが、そこの銀行のATMにはVISAカードのマークもありました。
さらに進みます。海岸沿いに行くと、ホテルの工事をしていました。Hanga Roa(ハンガ・ロア)というホテルですが、増築工事をしているようです。かなり立派なホテルになるような感じでした。
その先には、キャンプ場を持った宿があり、その脇を通り、さらに進みます。小さな港があり、その先にもモアイがありました。島のあちらこちらにモアイがあります。



↑荒い波



↑ダイビングショップ



↑港近くのモアイ像

今度は少し戻ってから中に入ってメインストリートまで行きます。そうするとLAN航空のオフィスがあるのですが、これも平屋で素朴な感じのする建物でした。そしてメインストリートにあるお店を冷やかしたりして進みます。
この日のお昼はハンバーガーです。これはコンテナを改造したお店が屋台みたいな感じで営業しているのですが、そこで食べました。最初写真をみた感じでは、それほどボリュームがあるようには思えなかったのですが、かなりのボリュームで値段も1ドリンク付きで3,000チリ・ペソと物価が高いイースター島の中では、比較的安価かと思います。



↑平屋建てのラン航空のオフィス



↑ボリュームのあるハンバーガー
その後教会の建物を見てからイースター島博物館に行きます。料金を払うと、資料を貸してもらえます。とはいっても日本語版はなく、スペイン語か英語なのですが・・・。たださすがにその資料を読めるだけの英語力はないので、資料も展示も眺めるだけという感じでした。


↑教会



↑博物館にある首から上の部分のモアイ像



↑未だ謎の多いイースター島の文字

一度宿に戻って航空券のEチケット控えを持って、LAN航空のオフィスにリコンファームに行きました。特に問題なくでき、座席の希望を聞かれたので、通路側でお願いし、座席番号も出ました。
宿に戻ってツアーの予約をしました。明日金曜日は1日ツアー 土曜日は午後半日のツアーです。

今度は朝行ったモアイの場所で夕日の撮影です。日の入りが18:30〜19:00の間なのですが、その時間が近づくにつれ、人が増えてきました。とはいってもたかがしれているのですが・・・。デジカメなのをいいことに、たくさん撮影しました。













↑イースター島での夕日

この日の夕食は日本食です。
昨日空港から宿に行く途中に見かけて気になったのと、別の世界一周をしている人のブログに載っていたお店と思われたので行ってみました。お店はにぎわっていました。ただこの日は日本人はいませんでした。そしてびっくりしたのが、私が入ってすぐに昼間のハンバーガーを食べた屋台にいたカップルがお店に入ってきたことです。すごい偶然だなと思いました。もっとも特に話したりはしなかったのですが・・・。
この日に食べたのは生姜焼き定食です。ご飯とみそ汁、それに前菜に酢の物もついてきました。みそ汁もたっぷりあり、また生姜焼きも結構量があります。ただ生姜焼きというと比較的薄切りのお肉というイメージがあったのでちょっと不思議な感じもする生姜焼きでした。壁に不思議な掲示があったので、店主に聞いてみました。すると日本人は厨房の中を撮りたがって、中に入ろうとするので、掲示しているそうです。さらにこんな用紙もありました。ところでお米ですが、定食などのお米は日本米とアンデス米を半々で使っているそうです。また酢飯はすべて日本米だそうです。日本米は日本→タヒチ→イースター島のルートで運ばれているそうです。





↑先付けと夕食





↑用紙と不思議!?な掲示



↑昼間撮影したお店の入り口の掲示

さてこの日は宿に戻って寝る前にシャワーを浴びていたらトラブル発生です。なんと途中でお湯が出なくなってしまったのです。お湯の蛇口をひねっても何も出てきません。ちょうどシャンプーで髪を洗い、流していた途中なので、タイミングが悪すぎます。
部屋に電話がある訳でもなく、宿の人に知らせようもなかったので、部屋に備え付けの電気ポットでお湯を沸かして、その場をしのぎました。まったくという感じでした。

表紙に戻る 7/3へ90日間世界一周目次へ