バスは走り続けています。車内にスピードが表示されるのですが、１００ｋｍ弱といった感じです。なのでカーブなどではちょっとＧがかかる感じがします。
途中で何回か目を覚ましたりしましたが、睡眠不足になる感じではありませんでした。そして隣の席の人は途中で下車していきました。
プエルト・モンが近くなると軽食が配られました。箱に入ったものです。ジュース、クッキー、フルーツカクテルでした。
バス車内のトイレも使ってみたのですが、飛行機のトイレといった感じでした。

プエルト・モンには８時過ぎに到着です。まだ外は少し暗く、徐々に明るくなっていく感じでした。バスターミナルで下車します。荷物を受け取り、ターミナル内に荷物預けがあったので、スーツケースをそこに預けて宿探しです。ガイドブックにあったバスターミナル近くの宿を探します。ガイドブックとは１区画ずれていた感じでしたが、見つけることができました。部屋は空いていました。
宿の人が日本人の宿泊客の書いた情報ノートを出してくれたので、ちょっと見てみました。チェックインが１１時以降になるとのことでしたので、一度宿を出て、時間をつぶすことにしました。
もともとこのプエルト・モンは次に行く予定のアルゼンチンのバリローチェへの中継点と考えていたのと、南緯４０度を越えるため、寒いと思っていたので特に観光することは考えていませんでした。これが夏ならば、もう少し先の島などへ足を伸ばすといい光景に出会うことができるようなのですが・・・。
まず街の中心部へと歩きます。観光案内所が９時から開くようなので、開くのを待って街の地図などをもらいました。それにしても雨が降った後で、曇っているということもあるのでしょうか？かなり寒い感じです。朝食はマックです。寒いのでドリンクは温かい紅茶にしました。とはいってもティーバックですが・・・。それにしてもついてくる砂糖がなぜ４袋もという感じがします。

その後もちょっとうろうろして、バスターミナルに戻ります。明日のバリローチェへのバスの時間などを調べます。
バス会社によっては午後の出発もあるようです。ただ午後の出発だとバリローチェまでは７〜８時間程度かかるようなので夜の到着になります。さすがに夜遅くなってからの宿探しは避けたかったので、明日の朝出発をバスを調べました。
何社か運行しているようですが、８時３０分出発の会社を見つけ、料金は１３，０００チリペソとのことでした。
荷物を引き取って、宿に向かいます。宿に行くと、朝いた人は姿が見えずに別の人がいました。そして私のことは話が伝わってはいない感じでしたが、ちょっと待たされて部屋に通してもらいました。が値段がかなり安い５，０００チリペソなだけあったというのでしょうか、それなりの部屋です。ベッドが２つＬ字型に配置され、テレビがあるだけ、照明は裸電球でした。後で日本人宿泊客の情報ノートをみたのですが、評価は最悪と書く人と、それなりと書く人がいました。私としては、料金からするとやむを得ないのかなとは思いますが、ただまた泊まりたいとは思わない宿です。
宿でランドリーの場所を聞き、洗濯物を持って出かけます。近くのお店が集まった建物の中にありました。ただしコインランドリーではなく、お店の人が洗ってくれます。量り売りならぬ量り洗いみたいで、シャツ、下着、靴下などなどで２，５００チリペソでした。プレスはなしで、洗濯と乾燥です。午後４時には仕上がるとのことでした。
その後再度バスターミナルに行き明日のバスの予約をします。そのときにパスポートは宿においてきてしまったために、とりあえず持っていたカラーコピーで対応してもらいました。国をまたがってのバスということをうっかりしていました。
その後は宿の部屋にこもって作業です。昨日のデジカメの画像の取り込みをしようとしたのですが、スムーズにいかずに３０分以上かかり、またブログの原稿を書いたり、ブログ用に写真の画像サイズを縮小する作業などをしていました。パソコンを再セットアップしたため、キヤノンの画像取り込みなどの専用ソフトを使うことができずに、何かと手間がかかり不便です。結局寒い部屋の中で、そんな作業を３時間程度していました。
昼食はスーパーで買った菓子パンと昨日バスに乗る前に買ったパンですませました。
洗濯物を引き取り、宿に置いてから出かけます。夕方の街歩きです。商店街には人が出てにぎわっていました。大きなショッピングセンターが２つあり、両方のぞいたのですが、両方ともにそれなりに人がいました。
これはサンティアゴでも感じたのですが、ブーツを売っているお店と下着を売っているお店がやけに多いように感じます。露店もあるのですが、露店でも靴下や下着などを売っているお店が結構ある感じです。
この日の夕食はショッピングモールのフードコートです。
ここのショッピングモールはホットドックのチェーン店、ピザハット、中華、など昨日のサンティアゴの昼食場所とお店の構成が似ている感じでした。そこの中華を食べました。２，９００チリペソでした。

あとは宿に帰って、携帯などの充電です。
宿の日本人の情報ノートには、この宿は連れ込み宿で、自分たちが泊まった時には、他の部屋のカップルの声がすごかったという書き込みがあったのですが、この日はそういうお客はいない感じでした。ただ他の部屋のドアの開け閉めがある度に、私のいる部屋が揺れるというのには、参りましたが・・・。
この日は部屋がかなり寒いこともあり、シャワーは髪の毛を軽くすすぐ程度にしました。ただその時にドアの立て付けが悪いのか、ドアが動かなくなったのには参りました。かなり体重をかけても開かないのです。ただ音を聞きつけたのか、宿の人が来てくれて何とかなりました。