この日も何故か夜中に何度か目を覚ましました。朝起きたときには、のどの調子はだいぶよくなってきた感じです。とはいっても念のため昼までは薬を飲んでいました。
朝食は９時をすぎていました。ちょっとのんびりめです。ただ私が下へ降りていっても、まだほとんどの人が朝食を食べていない感じでした。結構寝坊気味の人が多い感じです。
今日は昨日行くつもりだったＯＴＴＯ（オット山）に行きます。ＹＨの近くでチケットを買ってゴンドラ乗り場までの送迎バスに乗っていきます。
このチケット　ＹＨの案内では５５アルゼンチンペソとのことだったのですが、バス乗り場近くのチケット売り場では、１８．５アルゼンチンペソを払ってバウチャーを受け取り、残金をゴンドラ乗り場で払うという方式でした。
ゴンドラなどとはどうも相性が悪い感じの私ですが、今日は大丈夫そうです。
さてこのゴンドラ　おもしろい構造をしていました。というのは、山麓と山頂駅では、係員がゴンドラを押しているのです。
ゴンドラに乗るとどんどんとあがっていきます。結構急な感じです。そして展望が開けていきます。眼下に湖が広がります。山頂が近づくと雪が広がります。山頂駅は一面雪景色の中でした。

完全装備にしても、やはり寒いです。そこで展望レストランに入って休憩することにしました。このレストラン円形をしています。もしかしてと思ったらやはり回転していました。ただそのスピードが結構早い気がします。日本の場合だと動いていることをあまり感じない展望レストランが多い気がするのですが、ここは動いていることがはっきりとわかります。
ここでは紅茶とケーキを頼みました。
ところで紅茶　日本でポットサービスの場合、ポットの中に紅茶がカップ２杯分くらい入って出てくることが多いのですが、アルゼンチンではポットの中身はお湯で、ティーバックが別に出てきます。これもおもしろいなと思いました。ここで景色を眺めながらのんびりとしていたのですが、その間に雲がかかったり、また晴れたりと景色は忙しく変化しました。

そしてバスに乗ってＹＨまで戻ります。この日の昼食は昨日買ったパンの残りと紅茶、バナナです。
それからネットでブログのコメントへの返事などをしていました。
夕方になって路線バスに乗って、バスターミナルに行きます。明日乗るブエノスアイレスまでのバスの時間などを調べたかったのです。
バスに乗ってターミナルに着くと、ターミナルに隣接した鉄道駅に列車が停まっています。１日１本運行の列車かと思われます。
でこの列車　写真に撮ったのですが、おもしろい編成をしていました。というのは、先頭が機関車でその次の２両が乗用車を運ぶ車運車、そしてまた機関車でその後に客車が数両連結されていたのです。その中には食堂車という感じの車両もありました。

その列車の出発を見送ってからバスターミナルに入りました。いくつかのバス会社に料金と時間を聞きます。
その中のあるバス会社にしたのですが、２９５アルゼンチンペソでした。チリでの料金に比べると結構高い感じがします。ちなみにこれは座席配置が通路を挟んで１列＋２列のバスです。座席はコンピューターの画面を見せてくれて選ばせてくれます。ただ１列の席は満席だったので、２列の通路側でお願いしました。ちなみにバリローチェからブエノスアイレスまでは約２０時間強かかる感じです。

それからまた路線バスに乗って、ＹＨ近くのバス停で降り、湖畔に降りてみました。湖畔は風がかなり強く寒いです。

一度ＹＨに戻りました。それからメインストリートを歩き、絵はがきを買い、お店を冷やかします。アウトドア関係　高いとはわかっていても冷やかしています。そして買いたくなってしまいます。
この日の夕食もボリュームのあるハンバーガーにしました。デザートは１日目と同じアイスです。ところでこのお店はチョコレートなどを販売しています。店先のディスプレイにはジャムなどもあり、ここが最後の訪問地ならジャムなどを買って帰りたいところでした。

さてこの日のＹＨは宿泊客の大半が入れ替わっている感じです。
その中でフランスのトゥルースから来た母娘とブラジルのサンパウロから来た男性のグループと少し話をしました。３ヶ月で世界一周と言ったらびっくりしていましたし、また一人と聞かれたので、そうだと答えておきました。ここバリローチェではａｌｏｎｅという質問を何回かされました。やはりリゾート地に男性１人は浮いているのでしょうか！？またアメリカから来ていたカップルとも話をしたのですが、その女性はどう見ても日本人といった感じで、もしかしたら日系人の人なのかなと思いました。
ところでこの日のＹＨはかなり空いている感じです。私の泊まっている部屋も今のところは他の人が入っていません。もしかしたらドミトリーで部屋を独り占めかと淡い期待を抱きつつ夜は更けていきます。