90日間 世界一周
7月17日 天気 曇り プエルトイグアス街歩き 16,904歩

バスは走り続けます。日本の高速バスなどと違うのが、途中での休憩が基本的にはない点です。もちろん車内にトイレはあり、また食事のサービスがあるのですが、たまには気分転換もしたい感じです。
そしてこのバスも途中で何カ所かのターミナルに停車します。その中で夜中の2時30分頃にあるターミナルから何人か乗ってきたのには、びっくりという感じでした。何で時間がわかるのかと言われれば、その時間に目を覚ましていたからなのですが・・・。
そして6時30分頃には車内の明かりがつき、朝食のサービスがありました。



↑朝食
その後も車内では映画を何本が上映します。これまでに長距離バスに4回乗っていますが、一番本数が多かったように思います。また車窓の景色も緑が増えて、緯度が下がっていることを感じます。




↑バス車窓より
ところで11時過ぎですが、バスが全く動かなくなりました。とはいっても故障ではありません。渋滞が発生し、車が全く動かないのです。ただこの渋滞 どうも自然渋滞とは違う感じでした。というのも渋滞の最後尾に警察の車があり、ドライバーに何か告げている感じなのです。私はスペイン語は全くといっていいほどわからないので、成り行きに任せるしかないのですが・・・。この時に車外に出て、外の空気を吸うことができました。
結局バスが動き出したのは12時30分頃でした。しばらく進むと、人が横断幕を持ち、何かに火をつけていました。どうもデモ行進といった感じです。たぶんこれで道路が封鎖!?されていたのかと思います。




↑渋滞と乗っていたバス







↑バス車内より

結局プエルトイグアスに到着したのは、14時頃でした。まずはYHにチェックインです。YHはバスターミナルから数百メートルの場所にあります。
そこで荷ほどきをして、街歩きです。バスターミナルで日曜日に出発するバスの情報収集です。
ブエノスアイレスのYHで聞いた時には、私が次に行きたいSalta(サルタ)へのバスはなく、Cordoba(コルドバ)経由になるとのことだったのですが、バス会社の表示を見るとサルタ行きがありました。であるバス会社の窓口でチケットを買ったのですが、端末の操作にやけに手間取っています。そして渡されたチケットは3枚、バスは同じバスで、席番も同じなのですが、2カ所の街を経由するようです。でもサルタまで23時間で行くことができるので、コルドバ経由よりは早くなり、1日短縮することができます。
それから観光案内所の人が熱心においでおいでをするので、ちょっと寄ってみました。地図をもらい、街の説明を受けます。そのときにブラジル側の説明もしようとしたので、ビザを持っていない旨を話、それは断りました。さらにイグアスの滝のアルゼンチン側に行くのにも、バスの説明とチケットをここで買っていくようにと熱心に説明します。とりあえず説明を聞いて、その場は終わりにしました。
さっきのバス会社、今の案内所共に英語で説明をしてもらえるので、その点はありがたいです。またバス会社では、今回はバスの種類が2−2列シートのバスなので、食事サービスの確認をしたところ、夕食と朝食が付くとのことでした。
さてさっきからブラジル側、アルゼンチン側という言葉が出てきて?と思った人もいるかもしれませんが、イグアスの滝のあるイグアス川がブラジル、アルゼンチンの国境になっています。で日本人がブラジルに入国する場合には、ビザが必要です。事前に日本で取得することも出来るのですが、日数がかかり、費用も高いので、取得しませんでした。どうしても必要になったら現地で取得すればいいかなと思っていたのです。ただ特に取得する必要もなくなったので、今回のイグアスの滝の観光はアルゼンチン側からのみになります。
それから街歩きです。街の中心部といった感じの場所を歩きますが、それほどにぎやかな感じではありません。それでも通りを歩き、あるお店で遅い昼食をとりました。ハンバーガーです。10アルゼンチンペソでした。これに飲み物が4アルゼンチンペソでしたので、比較的リーズナブルでボリュームはあったのかなと思います。ところで日本ではほとんどみかけない炭酸飲料セブンアップ 海外では結構見かける気がします。お店によってコカコーラ系かペプシ系どちらかといった感じです。





↑昼食
その後も歩きます。
途中イグアス川で船が出ている場所がありました。その光景を見ていた人に話しかけられたのですが、その人はアルゼンチンのメンドーサ(チリとの国境近く、スキーのメッカ、アルゼンチンワインの有名な産地)に住んでいる人でした。
そしてその船は川を少しだけ下ったパラグアイまで行く船なのですが、片道わずか5アルゼンチンペソだそうです。また船とはいっても車はそのまま乗り、人はベンチに座っているという渡し船といった感じです。






↑渡し船!?といった感じの船





↑パラグアイ側に行って戻ってきた渡し船!?

さらに歩くとイグアス川とパラナ川の合流地点の展望台に着きます。
ここからはブラジル、パラグアイが川を挟んで向かい合っています。またパラナ川の上流にはCiudad del Este(シウダー・デル・エステ、パラグアイの街)があり、遠くに高層ビルを見ることもできました。
また案内所の人がここからのサンセットはきれいと言っていました。ただこの日はあいにく雲が多かったのですが、それでも雲の間から太陽が出ると水面に反射してまぶしい感じでした。





↑遠くにシウダー・デル・エステのビルが見えます。







↑展望台にて



↑ブラジル側に向かうバス



↑街中にて



↑宿泊したユースホステル

さて一度YHに戻ります。
そしてYHの向かい側の洗濯屋に洗濯と乾燥をお願いしました。こまめに洗濯をしないと着るものが回らない感じです。15アルゼンチンペソで、明日午後の仕上がりとのことでした。
このYHでの同室者はフランスのリヨンとモンペリエ在住の男性2人組だったのですが、この2人もワンワールドの世界一周航空券で旅行中でした。1年かけて、フランスーインドーネパールーベトナムーラオスーカンボジアータイーインドネシアーオーストラリアーニュージーランドーアルゼンチンーブラジルーボリビアーペルーーチリーフランスのルートで旅行しているとのことです。
私が3〜4ヶ月で世界一周旅行中というと、たぶん期間の短さにびっくりしていました。夕方には部屋でブログの原稿を書いていました。ためると忘れそうなので、出来るだけその日に書くようにしています。
この日の夕食はガイドブックに載っていたColor(カラー)というお店です。
ここは屋外のテラス席と屋内の席があるのですが、夜になり結構冷え込んできたこともあり、屋内の席でお願いしました。店内は結構混んでいました。食べたのは、ピザです。久々!?のマルゲリータです。ただここのピザは生地が少し厚めでオリーブの実ものっています。ピザは写真のようにカットされて出てくるので、食べるのが楽でした。また食後のデザートにフルーツサラダのアイスクリーム沿えを注文しました。パパイアなど南国のフルーツがあり、なかなかおいしかったです。





↑夕食とデザート
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