朝食を食べ、荷物を整理してからチェックアウト前にインターネットのお店に行き、メールなどをチェックしました。ホテルをチェックアウトし、タクシーでバスターミナルまで移動です。やはりメーターを動かしてくれるタクシーだと安心です。
バスターミナルでは昼食用にパンを買います。バスは出発の１０分前くらいにターミナルに到着しましたが、乗客が多く、荷物の積み込みに手間取っている感じです。また昨日チケットを買った段階ではそれほど座席は埋まっていなかったのですが、ほぼ満席といった感じでした。

バスが出発してしばらくすると車窓の風景が一変しました。樹木などがうっすらと雪化粧をしているのです。これにはびっくりでした。
この時期はこのあたりは乾期とガイドブックにはあったので、雨はもちろんのこと雪が降るとは思っていなかったのです。そのためかバスはあまりスピードを出すこともなく走っています。もっとも道路に雪はないようですが・・・。途中でバスが停車した街　Ｓａｎ　Ｓａｌｖａｄｏｒ　ｄｅ　Ｊｕｊｕｙ（サン・サルバドール・デ・フフイ）も木々がうっすらと雪化粧をしていました。そういえばホテルで見たテレビのニュースでもブエノスアイレスだかでも雪が降ったとニュースにあったので、結構あちらこちらで降ったのかなという気もしました。そしてさらに雪景色が濃くなります。山もうっすらと雪化粧しているのです。これがウマワカなどずっと続いていたら２日後の国境越えが面倒なことになるのかなという気もしたりしました。がそれは杞憂でした。

ここでの宿探しですが、バスから荷物を下ろした人が宿の客引きもしていました。ドミトリーで２０〜２５アルゼンチンペソというので、ＯＫし、宿まで連れて行ってもらいました。バスターミナルから１００ｍ程度といった場所でした。その時にスーツケースを頭の上に載せて宿まで運んでくれたのですが、途中で転んでスーツケースが投げ出されるというおまけもありました。幸いにして中のものに被害はなかったと思われますが・・・。
そして宿に到着です。ドミトリーは４人部屋と７人部屋があり、７人部屋はうまっているようで、４人部屋になりました。１泊２５アルゼンチンペソです。ただ部屋は２段ベッド１つとシングルベッドが２つはいり、あとは荷物を置くといっぱいという感じです。
部屋に荷物を置いて、ちょっと周辺を歩きます。ただ標高が３，０００ｍ弱あるので、ゆっくりと歩きます。宿から少し歩くと広場があり、高台に独立記念碑があります。その記念碑まで上がってみましたが、やはりちょっと呼吸が乱れる感じです。

いつもよりもゆっくりと歩き、バスターミナルに行きました。明後日乗るラ・キアカ行きのバスの時間を調べたのですが、早朝というより未明、午前、午後、と何本かある感じでした。このバスターミナルでフルーツのシロップ漬けを売っていたので、食べました。フルーツを食べることができるとちょっとうれしい感じです。ところでこのウマワカの街　荒涼とした場所にあり、風が強いこともあるのですが、全体的に砂っぽい感じです。お店で買ったミネラルウォーターにも砂が着いていました。
さて宿の同室は今のところ１人です。その人はアルゼンチンのブエノスアイレス在住の人で、英語はあまり出来ないということでした。なのでお互いに片言の英語で話したのですが、ボリビアを回ってきて、ウマワカの次はサルタに行くとのことでした。
私の旅行ルートを話し、この後はボリビアのウユニ→ラパスと行く予定と話すと、ラパスは大したことがないので、ポトシ・スクレがいいと言います。またサルタのツアーで行ったサリナグランデ（塩湖）の写真を見せると、ウユニもスケールは大きいけれども、似たり寄ったりと言います。またここウマワカからバスで３時間ほどで行くことが出来るＩｒｕｙａを熱心に勧めます。ただ明日は高山病対策の意味もあり、ウマワカの街を歩く程度にするつもりなのですが・・・。またウユニのことをこう言われるとちょっと迷う部分もあるのですが、南米のバスの移動は結構長時間でやはりそれなりに疲れます。さらにボリビアの道路は悪路が多いとのことなので、バスの移動は出来るだけ避けたいという思いもあり、ウユニ→オルーロ→ラ・パスの当初の予定通りのルートで行くつもりでいます。ポトシ・スクレは行かない予定です。
この日の夕食ですが、バスターミナル内にあるレストランでピザにしました。飲み物は寒かったので、紅茶です。やはりここは標高が高いことがあり、日が落ちると一気に気温が下がり冷える感じです。
空を見上げると星が瞬いていました。日本の冬の空という感じです。この日はシャワーを浴びるとかえって身体を冷やしそうだったので、そのまま２３時頃には寝てしまいました。同室の人は別の部屋の人と深夜まで話していたそうです。