今日はウユニ塩湖の１日ツアーです。
朝食はホテルでスイス人カップルと一緒に食べました。これは別料金なのですが・・・。
その時に話しをしたのですが、今までオーストラリアに６ヶ月などスパンの長い旅行をしているとのことでした。
今回は南米を回っていて、この後、ラパス（ボリビア）　クスコ、マチュピチュ、リマ（ペルー）　グアヤキル、ガラパゴス、キト（エクアドル）と回り、ガラパゴスではダイビングもする予定とのことでした。私にガラパゴスには行かないのかと聞くので、あまりに高いので行かないと答えました。実際問題行きたいのは山々なのですが、かなり金額がかかるのがネックなので、今回の旅行で最初からコースには組み込んでいませんでした。
その後２人とは別れ、私は旅行会社に向かいます。旅行会社では１日ツアーに参加するフランス人のカップルがいました。ただこのカップルの女性　私には日本人にしか見えない女性でした。このカップルはフランスーオーストラリアーアルゼンチンーボリビアーペルーーニュージーランドーオーストラリアと８ヶ月かけて旅行しているそうです。
しばらく待って車に乗ります。トヨタのランドクルーザーです。少し走って別の旅行会社の前で止まります。ここで何人か乗って車は満席になりました。私は助手席です。一番眺めがいい感じです。ここの旅行会社の前には日本人の女性らしき人もいました。後で気がついたのですが、昨日の夜会った日本人女性もいました。
車はウユニの街の中から出てＳＬの墓場とでも言うべき場所に行きます。ここにはさび付いて穴だらけになった蒸気機関車などが放置してあります。ちょっと痛々しい光景という感じです。

それから一度街に戻りある家の前で車は止まりました。なにかと思ったら給油です。ただしガソリンスタンドではなく、車の屋根に燃料入りのポリタンクを載せ、そこからホースを使って給油するのです。これにはちょっとびっくりという感じです。
それから街を出て車は走ります。途中までは舗装された道路を走るのですが、そのうちに未舗装になります。最初は塩で作った建物がある場所で止まります。ここにはおみやげなどを売っていました。

ずっと走ったところで、塩湖の中にあるＩｓｌａ　ｄｅ　Ｐｅｓｃａ（魚の島）に到着します。ここはインカの人がサボテンなどを植えたということで、辺り一面が白い塩湖の中でここだけ緑がある場所になっています。
まずは昼食です。車に積んできたお肉、野菜、ご飯もどきなどでした。それから島を出発するまでは自由時間になり、島の一周します。島の高さ自体はそれほどはありません。ただ道が歩きにくいのと、もともとここの標高自体が４，０００ｍ近くあるので、すぐに息が切れる感じです。ただ日差しが強いせいか寒さは感じません。むしろ暑いくらいです。
ところでこの島にはツアーの車が必ずといっていいほど来ます。その車のほとんどがトヨタのランドクルーザーなのです。なので車だけ見ているとここは日本かという感じすらします。
その車の上には、私が乗ったツアーの車は１日のツアーなので、タイヤが積んであるだけです。でもその他の車は２日、３日などのツアーのようで、荷物をいろいろと積んでいます。その中でびっくりしたのがプロパンガスとポリタンクを積んでいるのです。そのプロパンガスを使って昼食の準備などをしていました。またポリタンクはたぶんガソリンかと思います。ガソリンの入ったポリタンクとプロパンガス　ちょっと怖い感じもします。
さてこのウユニの塩湖でのお約束！？ともいうべきものが、トリック写真もどきです。遠近感のなさを利用して、手のひらの上に人が乗っているような感じの写真を撮ったりしています。また他のツアーですが、水着になっているグループもありました。

ところでこのウユニ塩湖ですが、雨期になると雨が降った後の水が流れ出ることなく表面に薄くたまり、巨大な鏡のような景色が拡がるそうです。これはウユニ塩湖がどの場所でもほとんど標高差がないことから現れる現象ですが、機会があれば雨期のウユニ塩湖も見てみたいなと思っています。

帰りも白い道なき道を走ります。
ふと思い出した言葉が塩の道です。日本にある塩の道は敵に塩を送ったということで、塩が通った道と記憶していますが、ここは文字通り塩の中の道、雪とは違う一面の白い世界です。
帰りには水が湧き出している場所に寄りました。

ホテルに戻ったら、食堂で電源を借りて、パソコンのデータをポータブルＨＤＤにバックアップしました。これが結構時間がかかり、食堂が寒いこともあって、かなりしんどくなりました。
この日の夕食はスープ、ラビオリ、フルーツにしました。

その後インターネット屋でメールチェック、調べものなどをしていました。その後は深夜１時過ぎの列車の出発まで、部屋で休憩です。
ホテルは到着が深夜０時過ぎ、出発も深夜ということで、２泊分でＯＫになりました。もともとは３泊払ってもしょうがないかなと思っていたので、これは幸いでした。