８月０５日

９０日間　世界一周

８月０５日　天気　晴れ　クスコ→マチュピチュ　７，２０７歩

今日は早起きです。５時３０分頃に起き、６時に朝食を食べます。
６時２０分頃にガイドが迎えに来ました。列車には大きな荷物は持ち込み不可という情報があり、またクスコに戻ってくるので、スーツケースは預けて小さなバックに１泊分の荷物を入れて出発です。また帰ってきてからの１泊の予約もガイドを通してお願いしました。
バスの場所まではタクシーです。ところでプーノでのタクシーといい、ここでのタクシーといい、ガイドが料金を払っています。どうもガイドは個人営業で、タクシー代などを含めてツアー代金を設定しているような感じです。
ポロイ駅行きのバスはＰｌａｚａ　Ｓａｎ　Ｆｒａｎｃｉｓｃｏ（サン・フランシスコ広場）脇から出発します。バスはすでに来ていて三々五々乗客が集まってきます。またそれ目当てのミネラルウォーターなどの物売りが何人かいました。バスは中型の観光バスです。昨日も思ったのですが、クスコの街中では大型バスを見かけません。どうしてかなと思っていたのですが、道路事情があるようです。バスは急な坂を登ったりしながらＰｏｒｏｙ（ポロイ）駅に向かいます。駅に着くと列車はホームに入っていました。ただまだ乗車は始まっておらず待合室などにはたくさんの人が待っていました。しばらくするとアナウンスがありました。理由は不明ですが、列車の出発が遅れるとのことだったのです。
そして乗車開始です。乗車の際にはパスポートも見せます。飛行機の搭乗時みたいな感じです。

↑ポロイ駅にて

さて列車のバックパッカー、車両は日本で一昔前に走っていた旧型客車みたいな感じです。座席は向かい合わせの席があるボックスシートです。私の席は窓側だったのですが、別のカップルのうち１人が座っていたので、替わってもらいました。この列車で窓側をはずすわけにはいきません。ただ座席間隔はそれほど広くないので、窮屈な感じです。
隣の線路にはハイラム・ビンガム・トレインが停車していました。これはこの路線で走っている最上級の列車で豪華な食事も付くようです。それに比べてバックパッカーは食事などのサービスはなく車内販売があるのみです。ところでこの列車　各車両に係員が２人乗っています。トイレ、売店なども各車両にあり、車両間の行き来はできないようになっています。
またこの日だけなのかもしれませんが、この列車の後部に地元の人が乗っている車両が連結されました。ただ多分地元の人が乗る列車とバックパッカーなどでは料金が違うのかと思われます。また外国人は地元の人が乗る列車に乗車することはできないようです。
列車はやっと出発しました。この列車　線路があまりよくないのか結構揺れます。ただ途中でスイッチバックがあったり、川を渡ったりと車窓の風景は変化に富んでいます。またポロイ駅を出発してしばらくは車窓風景が荒涼としていましたが、しばらくすると徐々に緑が増えてきました。列車は途中で何回か止まります。いろいろな物を売りに来る駅もありました。

↑車窓より

↑アグアス・カリエンテス駅にて

ところで最初のうちは写真をどんどん撮っていた私ですが、途中で気分が悪くなりました。それでも吐いたりすることもなく終点のアグアス・カリエンテス駅まで着くことはできたのですが・・・。列車が遅れて到着したこともあってか、日帰りらしい人は駅到着と同時に走っていました。
私は駅を出て宿の出迎えを探します。いろいろな宿の出迎えがいたのですが、私の宿の出迎えが見つかりません。どうしたものかと思っていると、どこかのお店の客引きらしい人が声をかけてきます。私の泊まる宿の名前を伝えるとその宿まで案内してくれました。お金を要求されるかなと思ったのですが、それもありませんでした。さて宿は部屋に入るのはまだということで、荷物を預けて昼食を食べに行くことにします。
ただし体調は絶不調です。でもどこかで時間をつぶさない訳にはいかないので、お店が集まっているエリアを歩きます。またこのときに銀行のＡＴＭでソルを引き出そうとしたのですが、明細表は出てきたのにお金が出てこないというトラブルもありました。でも銀行の窓口は昼休み中です。しかたないので、昼食を取りつつ、時間を稼ぐことにしました。とはいっても体調が悪く、食欲がなかったので、スープと紅茶を２杯飲んで時間をつぶします。このころになるとお腹の調子も絶不調になっていました。

↑駅周辺にて

↑昼食

それでも銀行が開く時間になって、窓口に行きます。さっきの明細表を見せてお金が出てこなかったことを話します。すると明細表のある部分をさして、この表示があるのなら問題ないということでした。その場では確認が出来ないので、不安でしたが後で明細を確認したら一度引き落としになり、またすぐにマイナス（元に戻っていました）になっていました。
さてやっと宿に戻ります。ただ体調は相変わらず絶不調で、部屋に入ったらすぐにベッドに入りました。一度夕方に目を覚ましました。身体が熱っぽかったので体温計で測ってみたら８度７分もありました。で解熱剤を飲んで再度寝ます。次に起きたのは２０時過ぎです。ガイドが２０時３０分頃に来るとのことだったので、ホテルロビーで待ちます。熱は７度台まで下がっていました。ガイドからはマチュピチュの入場券をもらい、明日朝８時にマチュピチュの入り口で集合とのことでした。
体調はまだ完全ではありませんが、少しお腹が空いてきました。とはいってもお腹の調子はよくないので、大量に食べるとおかしくなるのは目に見えています。で宿近くの食堂に入りスープだけを飲みました。ただお店の人はもっと注文してくれるものと思っていたようなのですが・・・。ここでは支払いの段階で細かいお金がなく食堂の店員には受け取りを拒否され、結局食堂にいた地元の人に両替をしてもらい支払いをすることができました。
明日体調が回復していることを祈りつつベッドに入ります。