ＬＡＮ５００便は順調にフライトを続けています。ＣＡに肩をたたかれ目を覚ましました。おしぼりを受け取ります。そして時計を見ると４時過ぎでした。実際に寝た時間は４時間ちょっとという感じでした。
そして朝食です。夕食後にオーダーシートに記入したとおりオレンジジュース、ミネラルウォーター、パン、フレッシュフルーツ、大きめのマグカップに入った紅茶などがのったトレイが運ばれてきました。
そしてマイアミ国際空港には定刻より少し早い５時２０分頃に着陸しました。この時間のマイアミはまだ真っ暗です。やはりサマータイムということもあるのかなという気がします。そして滑走路などがぬれていました。雨が降った後のようでした。

さて今回のマイアミでは乗り換えのみです。それでもアメリカの場合、最初に到着した場所で入国審査があります。これが両手のすべての指の指紋を採り、写真も撮るため結構時間がかかります。なかなか列が進まない感じです。私の時にも、今までの入国審査で質問されることはほとんどなかったのですが、今回はいくつか質問があったりして、それから指紋、写真撮影でした。また書類にアメリカに来る前にどこの国に行っているか記入する欄があるのですが、そこを見て係官が「世界一周？」と聞いてきたりもしました。その後は税関です。これは手荷物だけということもあり、ＡＲＵＢＡ（アルバ）までのボーディングパスを示して書類を出すだけでした。その時に税関の職員がアルバに行くというと「ｎｉｃｅ」と言います。アルバはいいリゾート地のようで、期待が高まります。
一度到着ロビーから出発ロビーのフロアに回ります。アルバ行きのフライトの出発は１１時２０分　かなり時間があります。
出発ロビーのお店などを冷やかします。朝早い時間ですが、お店は開いていて、チェックインカウンターにも長い列ができています。やはり２４時間動いている空港は違う感じです。
その中の書店に入りました。いろいろな雑誌などが並んでいたので、ちょっと立ち読みをしました。それからＵＳドルをある程度準備しておこうと思い、両替所に行きました。今回は当初ベネズエラに行く予定だったので、ＵＳドルのＴ／Ｃを準備していたのです。これを現金化しようと思いました。
そうしたら両替所ではコミッションが７．５ドルかかるといいます。マイアミのダウンタウンにあるＡＭＥＸのオフィスならコミッションがかからないとのことで、またお店で買い物する時にもコミッションはかからないとのことだったので、両替はやめました。そしてＡＴＭでとりあえず２００ドルを引き出しました。
これからアルバに行くのにどうしてＵＳドルを準備するのかなと思うかもしれませんが、アルバでは現地通貨はあるのですが、ＵＳドルで買い物などが出来るのです。それから書店でカリブ海の情報が載っている雑誌があったのでこれをＴ／Ｃで買いました。
そんな中ちょっと建物の外に出てみると熱気と湿度を含んだ空気がありました。冬の南半球から一気に夏の北半球に戻ってきたことを改めて実感しました。
そして時間はまだ早いのですが、セキュリティチェックを通り、アメリカン航空のラウンジに行きます。ただこのラウンジは正直期待はずれでした。マイアミはアメリカン航空の拠点の一つだと思うのですが、広さは十分にあります。でも食べ物は大したものがないのです。また飲みたい訳ではないのですが、アルコールはカウンターで有料でのサービスのようでした。さらにＷｉーＦｉへの接続も有料です。内容的にはテネリフェ島のラウンジと似たり寄ったりなのかなという感じでした。またここだけは冷房がやけに効いています。長袖でちょうどいい感じでした。でパソコンでブログの原稿を書いたり、ちょっとうたた寝をしたりしていました。
ところでラウンジ内ではなく、売店ではお寿司のパックを売っていました。マイアミの空港でお寿司を見るとはちょっと驚きでした。

何とか時間をつぶしやっと搭乗です。
アメリカン航空の利用は初めてです。そして機体はボーイング７５７　この機体は日本の航空会社では使っていない機体かと思います。ビジネスクラスは通路をはさんで２列＋２列の座席配置でした。個人用モニターなどはなく、感じとしてはイベリア航空で乗ったエアバスと同じでした。隣の座席はマイアミからアルバに仕事で行くというビジネスマンでした。
ところで搭乗口では冊子を配っていました。”Ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ　Ａｒｕｂａ　２００９”というタイトルでアルバのレストランやホテル、アクティビティなどの情報が載っているのですが、２３０ページ程度ある立派な冊子です。実はアルバに行くことにはしたものの、ほとんど情報がなかったのですが、これを見るといろいろと楽しむことが出来そうで、期待が持てる感じです。またブランドものの広告もあるので、実際に買わないにしてもお店を冷やかすのも楽しそうだなと思える冊子でした。
さて機内ではアルバの入国カードを記入するのですが、ここの入国カードはおもしろいカードでした。というのも観光の主目的が何かを書く欄があったのです。その中にはダイビング、ハネムーン、ウェディングなどの選択肢がありました。私はダイビングの欄にチェックをしました。
ところでマイアミーアルバ間のフライトの座席は窓際でした。眼下にはカリブ海が広がっています。海の青さがたまらない感じで何枚も写真を撮っていました。

アルバの空港での入国審査はスムーズでした。
空港の外に出ると、むっとした空気が身体を包みます。マイアミ以上に蒸し暑い感じです。
それから予約してあるホテルに向かいます。空港にホテルの案内所か何かがあればいいなと思ったのですが、それらしきものは見あたりません。なのでタクシーでホテルに行くことにしました。ただタクシー２３ドルと結構なお値段です。でも運転手が途中でショッピングモール、メインストリート、中華レストランなどを教えてくれたりしたので、その点はよかったのかなと思います。
さて今回ネットで予約したホテル　部屋の広さは今回の旅行で一番です。まずキッチン、リビング付きの１キングベッドルームなのです。これで値段は１泊約１００ドル　ネットでのスペシャル料金のようだったのですが、それでもびっくりという感じです。さらにうれしいのは大きめのジャグジー兼バスタブ付きなのです。バスタブ付きの宿はモンサンミッシェルだけだったので、久々にゆったりとお風呂に入ることができるのかなと思います。
キッチンも簡単なものではなく、流し、電気コンロ２つ、電子レンジ、２ドアの冷蔵庫、トースター、コーヒーメーカー、食器、コップ、カップ、ナイフ、フォーク、お鍋などが一通りそろっています。一人で泊まる部屋ではない感じです。もっともこの島に１人で来る観光客というのも滅多にいないかとは思いますが・・・。

部屋で荷ほどきをしてから、ちょっと買い物をします。ホテルの近くにはスーパーはないのですが、ホテル内にミニマーケットがあるのです。ただ１．５Ｌのミネラルウォーターが３ドルと結構なお値段です。それでも朝食用のパン、ジャムなどを買いました。その後パスタなども買い足します。夕食でこの旅行初の自炊に挑戦です。
さらにツアーカウンターで明日のファンダイビングを予約しました。２タンク＋器材のレンタルで１０７ドル１２セントでした。今回の旅行で初めてのダイビング、しかもカリブ海　ツアーカウンターの係員曰くきれいなポイントらしいので、明日が楽しみです。
夕方　ホテルの周りをちょっと歩いてみました。宿泊しているホテルはビーチには面していないのですが、ビーチはすぐです。ホワイトサンドビーチでした。滞在中に１度はビーチを楽しんでみようかと思います。
またプールで軽く泳ぎました。テネリフェ島以来のプールですが、やはり水の中は心地よい感じです。
そして夕食はパスタをゆでてソースを温めたものをかけて食べました。味はそれなりという感じです。