今日はスコールみたいな雨が降ったりと天気の変化が激しい１日でした。さて今朝は昨日とは変わって遅めの時間に起きました。朝食は昨日同様にテラスで食べます。
それからレンタカーで出かけます。はじめはダッチサイドの首都Ｐｈｉｌｉｐｓｂｕｒｇ（フィリップスバーグ）を少し歩こうと思ったのですが、駐車場に空きがありません。なので後回しにして、空港に行きます。とはいっても飛行機に乗る訳ではありません。ちょっと空港を冷やかしてみたかったのです。空港のターミナル自体は新しくここ数年の間に供用を開始したようです。なのできれいです。その中で気になったのがフードコートにあった、ｔｅｒｉｙａｋｉというお店です。メニューを見ると焼きそば、餃子などがありました。ただまだお昼にはちょっと早い時間だったので食べません。
空港を出発してさらに空港の西側にあるマホベイに行きました。とはいっても泳ぐわけではありません。昨日の日記にも書きましたが、ここは飛行機好きの人などに有名な場所！？なのです。
というのは、この島のダッチサイドにあるプリンセスジュリアナ空港は滑走路の長さがボーイング７４７型機などのジャンボ機が離着陸するのに必要な長さに足りないため、着陸する飛行機がこのマホベイのすぐ上を通って滑走路の出来るだけ端に着陸するのです。また離陸の時にも滑走路の端からスタートします。滑走路はマホベイのすぐ後ろまで迫っています。
離陸時にはジェットエンジンの後ろにいるとすごいことになり危険なため、フェンスにはこんな看板が立っています。

ちなみにこの空港は着陸するのが難しい空港として、パイロットの間では有名な空港のようです。またマホベイの脇にあるＳＵＮＳＥＴ　ＢＡＲ＆ＧＲＩＬＬには飛行機の着陸時間を書いたサーフボードもどきの看板があります。私もバーで昼食を取りながら、飛行機の到着を待ちます。

最初はプロペラ機でした。やはり小型機だと滑走路の長さがそれほど必要ではないために、比較的高い位置を飛んでいます。そうしているうちに、パリからのエールフランスのエアバスが来ました。やはりこれだとかなり低い位置です。その後もマイアミからのアメリカン航空のボーイング７５７型機やプロペラ機が来ました。そして遅れているアムステルダムからのＫＬＭ機を待っていたのですが、なかなか来ません。さらに雲行きが怪しくなりスコールのような激しい雨が降ってきました。
そんな中、マイアミ行きのアメリカン航空が離陸するために滑走路の端まできました。
ちなみにこの空港の滑走路は端がふくらんでいます。離陸する飛行機は、滑走路を走り端のふくらんでいる部分でＵターンをして離陸します。この時にマホビーチはジェットエンジンのすぐ後ろに位置します。そのため砂がものすごい勢いで舞い上がることで有名なのですが、今日は雨、ジェットエンジンの後方にはものすごい水煙が上がります。そこにはそれを体感するためにか水着で立っている人がいました。

結局ＫＬＭ機を見ることはないままビーチを後にしました。結局このバーには３時間強いました。
今度はフィリップスバーグの街を歩きます。最初にビーチ前を歩いたのですが、激しい雨の後だったからか人がほとんど歩いていません。なんか季節はずれの海にきたような感じです。それでも１本通りを中に入ってみるといろいろなお店が並んでいます。お土産屋、ジュエリーショップ、カメラ・パソコンなどの電化製品のお店などなどです。絵はがきを何枚か買う以外には、お店を冷やかすだけです。またダッチサイドはカジノがＯＫなので、カジノも何店かありました。街を歩いていて思ったのが、レストランはあるのですが、カフェなどちょっと休憩したい時に利用できるお店が少ないなということです。私はマックでちょっと休憩をしました。

一度ホテルに戻ります。部屋で絵はがきを書いていました。そのときに気がついたのですが、マホビーチの広さが狭くなっていました。幅というのか奥行きというのか・・・ですが、海から後ろの道路までの距離が短くなっているのです。私が以前に見た雑誌の写真ではビーチにはビーチパラソルなどが拡がっていてにぎやかな感じのするビーチでした。ただ今日この目で見たときに思ったのが、狭いビーチだなということです。どうも滑走路を少し延長したみたいです。
夕食はホテルから車で数分のところにあるピザ屋でテイクアウトすることにしました。その前にホテル下の駐車場に車で行くと、警備員が来ます。やはり監視カメラでしっかりとチェックしているみたいです。ちょっと写真を撮りたいというとＯＫにはなりました。
そしてピザはマルゲリータです。１３ドルでしたので、結構なお値段という感じでした。部屋のテラスで食べます。風は比較的涼しい風で心地いい感じでした。ただ雲の流れはまだ早い感じです。