９０日間　世界一周

９月１０日　天気　曇りのち晴れ　香港街歩き　１４，０３８歩

バンクーバーを出発してからも順調にフライトしています。途中でフライトマップを見たのですが、アラスカのアンカレッジ、カムチャッカ半島、サハリン、日本海、韓国の釜山近くなどを上空を通過して香港に向かいます。これから朝になる時間帯の場所を東から西に走っている感じなので、谷川俊太郎さんの詩”朝のリレー”状態にも思えます。

↑フライトマップ

さて香港時間の４時３０分頃に朝食のサービスが始まりました。 フルーツ、パン、シリアルかヨーグルト、メインはスパニッシュオムレツ、パンケーキ、ヌードルからの選択でした。私はスパニッシュオムレツを選択しました。

↑朝食

そして飛行機は予定よりも早く６時３０分頃に香港に到着しました。 香港はこれで１１回目になります。 ２０００年の秋に初めて行って以来、毎年行っている場所です。回数があわないのではと思う人がいるかもしれませんが、２００４年だけ２回行っているのです。 飛行機を降りてから、イミグレーション、荷物、税関とスムーズで７時少し前に到着ロビー手前まで来ました。ただ到着ロビーには出ません。その手前にある香港政府観光局のブースに立ち寄ります。ここは朝は７時からだったので、ちょうどＯＰＥＮの準備をしているところでした。ここには日本語の資料もいろいろとそろっています。ガイドブックなどをもらいます。到着ロビーに出ても、すぐにはホテルには向かいません。時間がまだ早いので、少し空港内をウロウロします。まずはＡＴＭで香港ドルの引き出しです。 それからエアポートエキスプレスのカスタマーセンターで八達通（ＯＣＴＯＰＵＳ・オクトパスカード）にチャージをします。これはＪＲ東日本のＳｕｉｃａなどと同様のＩＣカードです。ここ数年でＳｕｉｃａ、ＰＡＳＭＯなども使用できる範囲が拡がっていますが、オクトパスも利用範囲が広いので重宝しています。というのも、バス、ＭＴＲ、スターフェリー、ピークトラム、ライトレールなどの交通機関はもとより、マック、セブンイレブンなどのコンビニ、スーパーなどでも利用ができるのです。特に香港のバスはおつりが出ないので便利ですし、ＭＴＲ利用の場合にはオクトパスだと料金が少し割引になっています。 さらにロビーをウロウロしていたら宿泊ホテルの案内所があったので、行ってみました。ここでは空港からホテルまでの送迎を有料で行っているのですが９８香港ドルということだったので利用はしませんでした。まだウロウロします。というのもキャセイパシフィックでアライバルラウンジがあるという情報を持っていたので、利用出来ないかなと思っていたのです。ただ到着ロビーにキャセイの係員は見あたりません。で一度出発ロビーに回って聞いてみました。そうしたらここはマルコポーロクラブというキャセイパシフィック航空のメンバーでないと利用出来ないということでした。ちょっと残念な感じです。 機内で朝食を食べたにもかかわらず、小腹が空いています。また到着ロビーに回り、海皇粥店があったのでおかゆと焼きそばのセットを食べました。２８香港ドルでした。この粥店　今までの香港での滞在で朝食などを食べたことがあるのです。

↑おかゆと焼きそば

そしてやっとホテルに向かいます。香港国際空港から市内までの交通手段は鉄道、リムジンバス、路線バス、タクシーなどいろいろな手段がありますが、私は２回目以降はずっとエアバスという路線バスを利用しています。これは香港名物の２Ｆ建てバスで、景色がよく見えるのが気に入っています。 今回利用するバスはＡ２１　紅磡（Ｈｕｎｇ　Ｈｕｍ・ホンハム）行きです。 空港を出発し、橋を渡って、九龍半島のメイン道路といってもいいのかなと思いますが、彌敦道（Ｎａｔｈａｎ　Ｒｄ・ネイザンロード）へと入っていきます。このあたりに来ると香港名物！？の看板が道路上にもはみ出しています。さて旺角駅近くでバスを降りて、タクシーを捕まえ、ホテルに移動です。

↑空港のバスターミナルに停車している２Ｆ建てバス ↑２Ｆ建てバスの２Ｆ一番前の席より

今回のホテルは九龍維景酒店（Ｍｅｔｒｏｐａｒｋ　Ｈｏｔｅｌ Ｋｏｗｌｏｏｎ・メトロパークホテルカオルーン）です。ここはニューヨークでネットで探して見つけました。料金も比較的手頃だったのです。ホテルに到着したのは、朝の９時３０分頃でしたが、すぐに部屋に入ることができました。ラッキーな感じです。部屋でパソコンをＬＡＮケーブルの使用でネットに接続することができたので、ブログに書いたりし、シャワーを浴びてから出かけました。

↑ホテルの客室

ところでこのホテルではホテル→旺角→尖沙咀→ホテルのルートで３０分ごとにシャトルバスを走らせています。さっそくこれを利用してみました。 尖沙咀は香港九龍萬麗酒店（Ｒｅｎａｉｓｓａｎｃｅ　Ｋｏｗｌｏｏｎ　Ｈｏｔｅｌ　Ｈｏｎｇ　Ｋｏｎｇ・ルネッサンスカオルーンホテル香港）近くでの乗下車です。このホテルは海に面しています。なので海沿いの遊歩道に出ました。すると対岸には香港島の建物が見えます。ただ気温が高いせいかちょっともやっている感じです。

↑香港島の建物・尖沙咀のスターフェリー

この日の昼食は天皇碼頭（Ｓｔａｒ　Ｆｅｒｒｙ　Ｐｉｅｒ・スターフェリー埠頭）近くにあるビルの地下にあった麺蔵というお店でカツ丼（３０ドル）です。ただ日本人の経営かどうかは不明です。さらにその後は香港スウィーツのお店　許留山（Ｈａｉ　Ｌａｕ　Ｓｈａｎ）でテイクアウトです。アロエゼリー入りハニーデューメロンジュースです。ここのお店のドリンクは果肉などがかなり大きいので、ストローがめちゃくちゃ太いのが特徴です。

↑昼食と許留山のメニュー

ちょっと疲れを感じたのでホテルに戻って仮眠です。ただ仮眠といっても長い時間になってしまい、起きたのは夜８時近くなってからでした。 夕食はシャトルバスに乗って尖沙咀にある香港スウィーツで有名な糖朝（Ｔｈｅ　Ｓｗｅｅｔ　Ｄｙｎａｓｔｙ）に行きました。ここで揚州炒飯と鮮果豆腐花（フルーツ入り豆腐花）を食べます。サービス料込みで１００香港ドルでした。この豆腐花は香港に行ったら必ず食べているものです。シロップがかかっている豆腐の上にフルーツ　日本の感覚だと変な感じがするかもしれませんが、豆腐花の口当たりもよく、なかなかおいしいのです。 そして海沿いの遊歩道で夜景を撮って、ホテルに戻ります。

↑夕食とデザート ↑九龍半島側から見た香港島の夜景